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英語難易度が高いと言われる「早稲田大学 国際教養学部(SILS)」では、グローバル社会で活躍する人材育成を目的に、全ての授業を英語で行っています。
今回は、早稲田大学国際教養学部の英語難易度や偏差値、試験の配点、入試制度などを分かりやすくまとめました。
また、早稲田大学国際教学部の難関入試に打ち勝つ対策法も最後にご紹介しているので、受験をお考えの方のご参考になれば幸いです。
(記事更新日:)
目次
早稲田大学国際教養学部の偏差値と倍率(2020年度)
(写真:早稲田大学 国際教養学部)
2020年度、早稲田大学国際教学部の偏差値は67.5前後、倍率は約4.4倍〜と高い水準になっています。本年度に限らず、常にトップ水準を保っています。
早稲田大学国際教養学部は、他の学部と比べておよそ2.5〜5ほど偏差値が高く、倍率も1倍ほど高い傾向にあります。いかに入試激戦の人気な学部だということが分かります。
▼早稲田大学の入試倍率については公式サイトをご確認ください。
早稲田大学国際教養学部の英語科目配点と平均点(2020年度)
英語科目の種類 | 配点 | 受験者平均点 |
外国語 | 85点 | 38.9点 |
英語4技能テスト | 15点 | 8.6点 |
国語 | 50点 | 27.6点 |
地歴または数学 | 50点 | 23.2〜33.8点 |
早稲田大学国際教養学部の入試点数の合計点は200点です。そのうち、英語科目に関する配点は100点と、半分を占めています。
受験者の平均点も他の入試科目に比べてスコアが低く、早稲田大学国際教養学部の英語難易度の高さが伺えます。
▼早稲田大学の英語配点や平均点は公式サイトをご確認ください。
早稲田大学国際教養学部(SILS)の特徴
早稲田大学国際教養学部(SILS)では、世界で活躍できるグローバル人材を輩出するために、全ての授業を英語で行なっています。
生徒の約3割が外国人留学生で、アジアをはじめアメリカやヨーロッパ、アフリカなど世界50カ国以上から素晴らしい学生が集まっています。
また、コロンビア大学や北京大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学など世界でも名だたる大学から毎年200〜250名ほどの交換留学生も訪日します。
彼らと授業や学校生活で様々なディスカッション、経験を積める点も魅力の一つです。
早稲田大学国際教養学部では、1年間の海外留学が必修となっている点も大きな特徴です。
世界各国300校以上の大学と提携しており、自分の目的や目標に合った留学先を選ぶことができます。300校以上という提携大学数は国内でもトップクラスの留学プログラムとして確立されています。
早稲田大学国際教養学部なら、非常に充実した留学生活を送ることができます。
公式サイト:早稲田大学 国際教養学部(School of International Liberal Studies)
早稲田大学国際教養学部の入試制度
早稲田大学国際教養学部の入試制度には、一般入試とAO入試の2種類があります。
一般入試では、基本的に大学入学共通テストの「国語」と「地理歴史または数学または理科の中から1科目」の点数と学部独自の英語試験の点数で評価します。
加えて、英検やTOEFLなどの英語外部試験のスコアを提出すれば点数が加算されます。ぜひスコアを有効活用しましょう。
★加算対象の英語外部試験や基準スコアは以下の通りです。
加点 | 英検 | TOEFL iBT | IELTS |
20点 | 1級合格 | 95以上 | 7.0以上 |
14点 | 準1級合格 | 72〜94 | 5.5〜6.5 |
7点 | 2級合格 | 42〜71 | 4.0〜5.0 |
0点 | 準2級以下合格 | 41以下 | 3.5以下 |
もう一つの入試制度であるAO入試は、学力面の評価を中心に行いつつも学生時代の活動経験や大学への志望動機なども評価対象とすることで、学力に偏らずに総合的に学生を評価します。
選考は、書類審査と筆記審査で行われます。
書類審査では学校の成績証明書や中学卒業以降の異文化体験、力を入れて取り組んだことなどの文章、英語外部検定試験のスコアが主な評価対象です。
スコアを活用できるのは英検、TOEIC、TOEFL iBT、TOEFL ITP、IELTS、GRECです。
また、筆記審査では「Critical Writing」が出題されます。Critical Writingとは、与えられた資料やデータを読み解いて分析した上で、自分なりの考えを表現する試験です。
早稲田大学国際教養学部と並ぶ、英語が学べる人気校比較
上智大学 国際教養学部
上智大学の国際教養学部は、早稲田大学国際教養学部と同じように全ての授業を英語で行います。
1年生の時には基礎教育を、2年生後半から比較文化や国際経営、経済学、社会科学などの分野から3つの専門分野を選択するプログラムとなっています。
また、パブリックスピーキングや批判的思考、英作文などの科目があり、自分の考えを深めて他者に伝える能力を磨くことができます。
幅広い教養と論理的思考力を身につけるリベラルアーツを重視しながら英語も学ぶことで、国際社会で渡り合える人材を輩出しています。
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国際教養大学 国際教養学部
国際教養大学の国際教養学部では、外国人教員の割合が約53%と非常に多いのが特長で、1クラス平均18人という少人数制の密度の濃い授業を全て英語で行います。
キャンパス内にいる約4人に1人が外国人留学生で、異文化交流が盛んなキャンパスの一面もあります。1年間の留学が必修な点も早稲田大学国際教養学部と同様です。
違いとしては、国際教養大学国際教養学部の方では世界50カ国約200校の大学から留学先として選べるところです。
キャリアサポートも充実しており、2012年〜2019年度の就職率は100%となっています。
東京大学 教養学部(PEAK)
東京大学では、どの学部に入学しても1~2年生時は教養学部に在籍して教養教育(リベラル・アーツ教育)を受講します。
専門的な学問を学ぶための基礎づくりを経て、3年生から専門教育に移っていきます。
なかでも、PEAK(Programs in English at Komaba)と呼ばれるコースは全ての授業を英語で行う点で、東大でも人気の学部です。教養科目を英語で学んでいくことで、世界で通用する人間力を高めていくことができます。
早稲田大学国際教養学部の英語攻略におすすめのテスト対策法
早稲田大学国際教養学部では英語科目の配点が高く、より難易度を上げています。
小手先の試験対策ではなかなか対応できるレベルの試験ではなく、どのような問題が出題されても対応できる本質的な英語4技能を身につけることが必要です。
とは言え、過去問や参考書などの市販教材で独学を極めたとしても、毎年、高い壁に屈してしまう受験者の方がいらっしゃることも事実です。
大手の進学塾や受験予備校はたしかに評判も良く、優秀な講師の方に出会えるかもしれません。しかし、合格のための受験英語になってしまうと大学入学後の英語授業やディスカッション、留学などでつまずいてしまうケースがあります。
そこで、より実用的な英語を学ぶことのできる専門的な英語塾での勉強をおすすめです。
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例えば、「Liberty English Academy」という英語塾では、早稲田大学や東大、ハーバード大学、コロンビア大学など世界の難関大学への合格実績を誇っています。
英語の規則・構造を理解できる独自の授業内容は類を見ず、英語への概念が変わるきっかけになるかと思います。
試験対策としての英語ではなく、入学後、卒業後も使える一生涯の英語力が身につく英語塾だと言えます。
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英語学校しらべ編集長
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