【ケンブリッジ英検対策・勉強法】試験の特徴とおすすめの予備校|4選

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ケンブリッジ英検の対策と予備校まとめ

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ケンブリッジ英検(Cambridge English)は、実生活のコミュニケーション能力を評価する世界基準の検定試験で、世界20,000以上の大学・企業・行政機関が認定、ビジネスやビザ申請、海外留学の入学基準などにも活用できます。

また、日本では2020年度から、大学入試センター試験に代わりに「大学入学共通テスト」が始まりますが、ケンブリッジ英検も英語科目の成績として認められることになっています。

早めの対策と効率的な学習で、しっかりと目標スコアに到達しましょう。

今回は、ケンブリッジ英検の試験特徴と、対策コースがあるおすすめの予備校を厳選してご紹介します!

(最終更新日:

ケンブリッジ英検対策塾・予備校の選び方

ケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge Assessment English)

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/)

ケンブリッジ英検 はケンブリッジ大学が運営する試験であり、多くの企業で認定・活用されています。

ケンブリッジ大学はイギリスの大学都市ケンブリッジに所在する総合大学であり、イギリス伝統のカレッジ制を特徴とする世界屈指の名門大学です。

試験問題はリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングから構成されています。

スピーキングとライティングは特に日本人が不得意とする分野であり、点数も伸び悩む人が多く、独学では対策しにくいものです。

とくに、スピーキングとライティングを強化できる対策コースのある塾や予備校をおすすめします。

ケンブリッジ英検対策におすすめの塾・予備校

ブリティッシュ・カウンシル英会話スクール「ケンブリッジ英検準備コース」

ブリティッシュ・カウンシル

(出典:https://www.britishcouncil.jp/english/schools/iidabashi)

コースの特徴

ケンブリッジ英検準備コースはリーディング、リスニング、スピーキングそしてライティングまで全てカバーしています。

4つの分野において必要なテクニック、文法、語彙を習得することを目指しています。

毎週のライティング試験対策として英作文の宿題、授業中のインタビュー試験対策により、不安な人の多いライティングとスピーキングを鍛えることができます。

 

受講期間

12週間の約3ヶ月です。

 

レッスン時間

日曜日の午前中に開講しています。時間は10時~13時です。

中には夜まで続く講座もありますが、本講座は昼に終わるため翌日の仕事に影響する心配はありません。

 

料金

入学金は27,500円です。また、受講料は154,440円です。

開講日から3週間以内であれば、途中受講が可能です。その場合の料金は直接お問い合わせください。

 

教室エリア

飯田橋に校舎があります。

飯田橋駅は中央・総武線と三本の地下鉄が乗り入れているため、通いやすい人は多いと思います。

 

NCC総合英語学院「ケンブリッジ英検対策コース」

コースの特徴

TOEIC/TOEFL/英検/ケンブリッジ英検/国連英検/GMAT/SAT/IELTS/GTEC/CASECなど、各英語検定試験・資格の対策コースが用意されており、試験対策にも強い英語スクールだといえます。

 

【多角的な英語対策】

  1. 文法/長文読解/英作文・論文作成/リスニング強化/発音矯正などができる
  2. ビジネス英語/日常英会話/時事・専門英語対策/留学準備・海外赴任の対策が可能
  3. 1か月~1年間の長期欠席・休学にも対応

 

対象レベル

総合英語・英会話 (入門~プロ・21段階編成)とプロ養成コース (一般、専科)があります。

前者はケンブリッジ英検対策国連英検対策など、後者は翻訳科の対策となります。

 

受講期間

本講座は週に何回受けるか、どの期間受けるのかを自らマネジメントすることができます。

例えば、「とにかく集中して対策したい」という方は週5で半年通うこともできますし、仕事が忙しいので週一で一年通うこともできます。

 

レッスン時間

補習や自由質問など含め、授業は90分~210分の時間です。

 

料金

165,000円~

 

教室エリア

【NCC東京新宿本校・本館】

〒160-0023

東京都新宿区西新宿7丁目15-4 YS第一ビル内・受付4F

☆新宿駅西口から徒歩5分で着きます。来訪の際の前に電話をする必要があります。

 

ハンプトンスクール「ケンブリッジ英検対策コース」

ハンプトンスクール

(出典:http://www.hamptonschool.com/)

コースの特徴

コースは6ヵ月コースと8ヵ月コースがあります。講座内容は傾向に沿った「最も効果的な学習」により行われます。例えば教師は生徒のレベルに合わせて、最も効果的なアプローチ法とスピードで充実した対策講座を実現します。また、グループレッスンとマンツーマンレッスンがあり、同じ目的を持つ方と同じレッスンを受けることが可能です。精神的なモチベーションも効率的な学習をする上で重要です。

(出典:http://www.hamptonschool.com/course/adult/)

受講期間

6ヵ月コースと8ヵ月コースがあります。

 

料料

入学金は16,500円で、受講料は基本137,500円です。4人までのクラスを選ぶことができ、料金はそれぞれことなります。

 

教室エリア

東京都港区南青山3-18-19 東亜バッヂビル3F

☆表参道駅から徒歩1分です。

 

UK PLUS英語スクール「ケンブリッジ英検対策コース」

UK PLUS英語スクール

(出典:http://www.ukplus.jp/index.html)

コースの特徴

短期間で結果を出し、費用を抑えたいという方にはUK PLUS英語スクールがお勧めです。

 

対象レベル

Cambridge English: First (FCE)とCambridge English: Advanced (CAE)のためのコースがあります。

 

受講期間

本学校の「ケンブリッジ英検対策コース」は合計22時間です。短いですが、4つのパートを全て含みます。

短期間でスコアアップが必要な方にはお勧めです。

講座時間は短いですが、ライティングでは添削をしてもらえる等、独学では難しい分野も充実の対策でカバーしています。

 

料金

22時間の講座の料金は61,600円です。入会金は14,300円。

短期間で結果を出し、低価格に抑えたい方はこの講座がお勧めです。

 

教室エリア

名古屋市東区泉1-14-1 泉久屋サンコービル3Fにあります。

名城線・桜通線「久屋大通」1A出口より徒歩2分、東山線「栄」より徒歩7分です。

 

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ケンブリッジ英検の特徴まとめ

ケンブリッジ大学

ケンブリッジ英検とは?

ケンブリッジ英検(Cambridge English)は、イギリスの超名門ケンブリッジ大学が運営している、英語能力を評価する国際的試験で、年間500万人以上が受験しています。

すでに、教育機関・企業・省庁など世界20,000以上の組織団体が認定しており、英語能力をアピールできる世界基準の試験でおすすめです。

海外の大学留学および入学基準、イギリスやアメリカ、カナダ、オーストラリアへのビザ申請にも活用できます。

 

【5段階のレベル】

基礎レベル Key English Test(KET) 

TOEICで約520点、TOEFLで約400点レベルPET(初級)の半分の語学力にあたるもので、日常生活で必要な最も基礎的なコミュニケーション力を測定。

初級レベル Preliminary English Test (PET)

TOEICで約630点、TOEFLで約480点レベル簡単な日常会話に参加できるレベルの英語力があるかどうかを測定。

中級レベル First Certificate in English (FCE)

TOEICで約760点、TOEFLで約550点レベル最も受験者が多いレベルで、中級レベルの英語能力を証明する試験として世界的に有名。中級英語を使って、仕事や留学を目指す人用。

上級レベル Certificate in Advanced English (CAE)

TOEICで約870点、TOEFLで約610点レベル仕事で英語を駆使できる上級レベルの英語力があるかどうかを測定。英語圏の多くの大学では、入学時に必要な英語力の証明としてCAEを採用している。

最上級レベル Certificate of Proficiency in English (CPE)

TOEICで約990点、TOEFLで約670点レベルネイティブレベルの英語能力があるかどうかを測定。英語圏の大学で、入学時に必要な英語力の証明として採用している他、世界各国の各機関で認められている。

(出典:https://www.aswho.com/cambridge)

ケンブリッジ英検のテスト形式

4パートに分かれます。リーディング、リスニング、ライティングにスピーキングです。

しかし、例外的にPET(Preliminary English Test)ではリーディングの範囲にライティングが存在します。受ける級によって内容、対策は異なるため、詳しくは後述の「問題構成」を参照してください。

 

ケンブリッジ英検の受験料

受験料は試験の種類および受験場所によって違います。公式サイトでご確認ください。

ちなみにFCE(First Certificate in English)・CAE(Certificate in Advanced English)・CPE(Certificate of Proficiency in English)の受験は、公式サイトからお申込みできます。

検定料はいずれも税込27,000円です。

 

ケンブリッジ英検の受験日と受験会場

試験日

ケンブリッジ英検の試験日は公式サイトに掲載されています。レベルごとに受験日が異なるため、注意してご確認ください。

それぞれ月1回程度開催されています。開催しない月もあるので、しっかりと確認しましょう。

 ☆2018年4月現在の開催予定

  • CPE(Certificate of Proficiency in English):6月14日(木)
  • CAE(Certificate in Advanced English):6月23日(土)
  • B2 First:6月9日(土)

 

受験会場

レベル別に細かく受験会場が分かれています。公式サイトでご確認ください。家の近くに受験会場がない場合もあるので、対策前にいち早く確かめることを勧めます。

Cambridge centerJP040で申し込むと、中野サンプラザ(東京都中野区中野4-1-1)で受験できます。

 

ケンブリッジ英検の認定国と教育機関

大学・企業・省庁など、約100カ国・20,000を超える世界中の団体が本試験を認定しています。

例えば、

  • 自治体では都庁、民間ではアマゾン、BMW、モルガン・スタンレーなど
  • 国内の教育機関では国際教養大学、国際基督教大学、上智大学などの英語に強い大学にて

つまり、ケンブリッジ英検の対策によって実用的な英語能力習得を望むことができます。

ケンブリッジ英検の出題内容

ケンブリッジ英検の出題内容

出題テーマ

インタビューやラジオ放送、新聞や雑誌から講義まで様々なテーマが出題されます。

 

問題構成

ケンブリッジ英検ではレベル別に問題構成は異なります。

今回、2つの試験の内容について説明します。自分の受ける級のレベルはどのようなことが求められるのかを把握した上で、それに合わせた対策を行ってください。

 

CPE(Certificate of Proficiency in English)

【リーディング】

パート1-3:文法・語彙問題で空所補充問題(多肢選択式、記述式各8 問)、語幹から適切に変化させて答える問題8 問。

パート4:テクストに基づく問題ではなく、与えられた単語を変化させずに用いて、導入文と同じ意味になるように3 – 8 語で文章を書き換える問題6 問。

パート5-7:長めの読解問題3 問。多肢選択式問題、空所補充(段落)、多重マッチング問題。テクストは専門性の高い読者を対象としたものではなく、実生活で興味深いと思われる内容をトピックに取り上げている。誰もが関心を持つ話題、学術的な傾向のもの、ビジネスに関連した内容など。

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/proficiency/)

【ライティング】

パート1は必修問題。2 つの短文(約100 語)を読んで主要な意見をまとめて240 – 280 語でエッセイを書く。

パート2 は、記事、手紙、報告書、エッセイ、書評(課題図書含む)の5 つの選択肢から1つ選んで280 – 320 語で書く。

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/proficiency/)

【リスニング】

パート1:3 つの短い抽出文を聞き2 問ずつ3 つの選択肢から選ぶ。6 問。

パート2:3 – 4 分間のモノローグを聞き適切な単語やフレーズを補充して9 つの文章を完成させる。

パート3:3 – 4 分間にわたる会話を聞き4 つの選択肢から選ぶ。

パート4:モノローグ(各約35 秒)を聞いて多重マッチング問題10 問に答える。 

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/proficiency/)

【スピーキング】

パート1:試験官と各受検者間で簡単な自己紹介等のやりとりをする

パート2:もう一人の受検者とともに試験官が示す写真に関するタスクに取組む。

パート3:写真にまつわる情報や質問が記載されたカードが試験官より渡され、受検者はそれぞれ自分の考えを述べる。その後、その実生活に関連したテーマについて、試験官、受検者の3者間でディスカッションを行う。

(ここで扱うことばは)ビジネス・シーンや大学で接するものであったり、通りを歩いていて遭遇する種類のものであるかもしれないなど、多岐に渡っている。

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/proficiency/)

CAE(Certificate in Advanced English)

【リーディング・文法語彙】

パート1 – 3:テクストに基づく出題で、多肢選択問題8問、穴埋め問題8問、語幹が与えられ適切に変化させて答える空所補充問題8問。 
パート4:導入文と同じ意味になるように3-6語で文章を書き換える空所補充問題6問。 
パート5:読解問題6 問。4 つの選択肢から選んで答える。 
パート6:4 つの短文に関する多重マッチング問題。 
パート7:読解問題6 問。文中から抽出された6つの段落を元の位置に戻す作業。 
余分な段落が1つ追加され、7 段落が選択肢として与えられている。 
パート8:各設問に該当する長文または複数の短文テクストの多重マッチング問題10 問。 
テクストは専門的なものではなく、フィクションあるいはノンフィクションの題材。本質的にアカデミックなものが多く出題される。

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/advanced/)

【ライティング】

パート1は必修問題。問題文にある2つのポイントに基づいて220-260語でエッセイを書く。より重要なのはどのポイントか、そしてその主張を支える根拠について説明する。

パート2 では、手紙、提案書、報告書、書評(批評)等、3つの選択肢から1つ選んで220-260語で書く。簡潔な文脈、トピック、目的、対象となる読者等がチェックされる。

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/advanced/)

【リスニング】

4つのパートに分かれており計30問。短い抽出文や長いモノローグ、インタビューもしくはディスカッション、特定のテーマに関するモノローグを聞いて答える。多肢選択問題、適切な単語やフレーズを補充して文章を完成させる問題や多重マッチング問題からなる。

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/advanced/)

【スピーキング】

パート1: 試験官と各受検者間で簡単な自己紹介等のやりとりをする。

パート2:試験官が示す写真を見て受検者が自分の言葉で約1分間説明する。その後写真の内容について試験官がもう一人の受検者に質問をする。

パート3:写真にまつわる情報や質問が記載されたカードが試験官より渡され、それをもとに受検者間でディスカッションを行う。

パート4:パート3のトピックに関連して、自分の意見の正当性を説明したり、前のパートよりさらに深い議論を行う。

(出典:http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/advanced/)

ケンブリッジ英検は大学入試英語科目の成績にも認定

2020年度から、大学入試センター試験に代わりに「大学入学共通テスト」が始まることを知っていますか?

ケンブリッジ英検の他、TOEICや英検など、23の民間資格・検定試験が”英語科目の成績”に認められることになります。

この目的は「聞く」「読む」「話す」「書く」の英語4技能を評価し、英語教育の抜本的な見直しを行っていくためです。受験生にとっては、早めの対策が第一志望大学への合格につながります。

※23の民間資格・検定試験のうち、一部条件付きで認められているものもあります。

 

こういった動きを受け、高校生に限らず、今後はもっとケンブリッジ英検の需要と必要性が高まるのではないでしょうか。

今のうちにしっかりと対策していくことが大切です。

 

【2019年7月3日更新】

2019年6月下旬、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、TOEIC L&R・TOEIC S&Wを大学入学共通テストからの撤廃を発表しています。

大学入学共通テストで利用できる民間試験は、8種類からTOEIC除く7種類となります。

※詳しくは独立行政法人大学入試センターの公式ホームページでご確認ください。

まとめ:世界基準の英語資格!グローバルに活躍したい人におすすめ!

ケンブリッジ英検の対策と予備校まとめ

ケンブリッジ英検は世界中の企業、団体、学校で認定されています。

転職や留学などの可能性が広がります。

しかし、ケンブリッジ英検は簡単なものではなく、スピーキングとライティングは特に一人で学ぶのは困難です。

そこで試験・資格専用の対策コースや講座のある予備校・塾へのスクーリングをおすすめします。

 

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英語学校しらべ編集長

編集長・ライター
英語学校しらべ編集長でライター歴7年以上。TOEIC・英検準2級の受検経験あり。旧センター試験では8割超と学生時代から英語が好きだった影響で英語圏への旅行や英会話教室に数年通うも身につかず、挫折を経験。縁あって英語事業者への取材(数十社以上)やサービスを体験レビューする仕事に就き、挫折経験者目線から英語学習情報を日々発信。語学学校でのフィリピン留学を経て海外移住に成功した父監修のもと、留学系記事も執筆。 ≫運営会社情報

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