【国連英検対策・勉強法】試験の特徴とおすすめの参考書・予備校まとめ

国連英検対策の参考書と予備校まとめ

近年、多くの有名企業では、就活や転職で英語試験のスコアを採用の重要な判断要素としています。

英語試験は数多くありますが、特に仕事で英語を活かしたい場合はどのような試験を受ければ良いのでしょうか?

有名な英語試験としてTOEICが挙げられますが、その試験内容は日常的かつ学術的で、大学・大学院の進学や、外資系はじめ大手企業の新卒採用・中途採用時の加点評価材料として、幅広く導入されています。

しかし、仕事で求められるのは「仕事で使える英語」=「ビジネス英語」です。

海外の取引先との会議や海外転勤時に必要となる英語力を証明する試験のひとつに、「国連英検」があります。

そこで今回は、効率的に国連英検で高得点を取るためのノウハウ、オススメの対策講座などをご紹介します。

国連英検対策の勉強法

国連英検とは

(出典:http://www.kokureneiken.jp/about/pfm18a.pdf)

国連英検では3つ、または4つのパートに試験が分かれています。

今回は、リーディング/リスニング/ライティング/スピーキングの4技能の対策をそれぞれご紹介します。

※スピーキングはA級、特A級に、リスニングはB級以下に限られます。

 

リーディング

英文を読む際、ある程度の語彙力があることが望ましいです。

国連英検では難しい単語が出てきますが、むやみに全ての単語を覚えようとするのは得策ではありません。なぜなら、周りの文脈から推測することができるからです。

国連英検のリーディング問題は特殊です。

国際的な問題から幅広く出題されるため、英字新聞やBCC Newsなどの英語のメディアから知識をつけておくと問題を解きやすくなります。

 

■ リスニング

リスニングは試験に占める割合が多いです。従って、力を入れて取り組むパートになります。

勉強する上で重要なのは毎日問題を解き続け、耳を英語に慣らすことです。聞き取れない箇所は、シャドーイングすることをおすすめします。

ここで言うシャドーイングとは、CDで話される英語に合わせて同時に復唱することです。読めない言葉は聞き取れないため、シャドーイングによって聞き取れるようになると思います。

また、リスニング能力はA級、特A級のスピーキングでも活きるので、集中的に取り組むことが望ましいです。

 

■ ライティング

ライティングではエッセイを書きます。テーマはレベルによって異なります。

以下は、2016年度第1回試験の過去問です。

特A級

How effective are United Nations’ sanctions against member States?

A級

Fish and fisheries products industries provide developing countries with more export revenue than meat, tobacco, rice and sugar combined. How does the United Nations support the goal of world food sustainability through helping fish and fisheries products industries?

B級

What is Japan’s most important educational challenge right now? Why?

(出典:http://www.kokureneiken.jp/about/essaytheme)

A級、特A級では主に国連について問われるので、日頃から国連の活動をリサーチすることが要求されます。

UN News Centreなどから情報を集めることができます。UN RADIOでは、音声や映像付きのニュースを見ることが可能です。

また、他人のフィードバックを得ることで自分の弱点を見つけることができるため、実際に自ら書いた英文を添削してもらうことが重要です。

後述する対策講座などを利用するなどして、自分の能力を客観視することが望ましいです。

 

■ スピーキング

トピックは世界情勢や国連の活動についてです。日頃から国際情勢にはアンテナを張り、質問されても大丈夫なように深掘りしておく必要があります。

国連英検のスピーキングはTOEFLのようなパソコンに向かっての録音ではなく、面接官と面を向かって行います。

実際にネイティブスピーカーと会話して慣れておくことを対策としてお勧めします。

具体的には英会話に通う、また最近ではSkypeなどのテレビカメラを使った比較的安価なものでも練習できます。

 

【 Point 】

★どんな人でも繰り返しドライブして運転が上手くなるように、英語も経験を積むことで上達します。

★試験形式に慣れるために過去問を何度も解くことをお勧めします。

国連英検対策でおすすめの参考書・問題集

国連英検対策におすすめの参考書

TOEFLやTOEICと出題テーマや試験形式が異なるので、対策として実際の試験に慣れるために国連英検の過去問を推奨します。

国連英検を主催する日本国際連合協会が出す、国連英検過去問題集がお勧めです。

 

国連英検の2015年・2016年度の公式過去問題集

(出典:http://www.kokureneiken.jp/textbook/)

現在、国連英検のホームページから注文は注文すれば、2017年度第2回試験の問題冊子・正答をもらえます。

国連英検対策でおすすめの塾・予備校

 

日米会話学院「国連英検特A級対策」講座

日米会話学院「国連英検特A級対策」

(出典:http://www.nichibei.ac.jp/search/class/template.php?code=16628)

【講座内容】

本講座の対策内容では、英文の効率的な読み方と国際的な教養の習得です。

英文の効率的な読み方では「サイト・トランスレーション」の方法を学びます。通訳者を目指す人が一般的に行うトレーニング方法であり、英文を正確に読む力をつけます。

次に、国際的な教養について、英文を読みながら現代世界における出来事の知識を学びます。

本講座の”英文の読み方”と”教養を身につけること”によって、New York Times紙など新聞・雑誌が読みやすくなります。

 

【こんな人におすすめ】

国連英検を受ける人はもちろん、仕事で英語を用いる人にとっては直接役に立つ講座です。

英語力の強化、国際政治・経済についての知識の強化にともない、読解力や自分の意見を正しく表現する英作文力を養い、時事英語の読み方を身につけたい方を対象としています。

例えば、海外出張でビジネス英語を習得したい方や、取引先と英語で会議しなければならない方にはお勧めです。

 

【定員数】

定員が15名までと、英語試験対策講座にしては比較的少人数です。先生とより近い距離で受講できるのでおすすめです。

 

【講座の特徴】

アクセスが良い

四ツ谷駅から徒歩5分です。駅チカです。

受けやすい時間

この講座は日曜日に授業を行うため、平日は忙しい方でも受けやすいです。例えば、休日は講座を受け、平日は仕事後にコツコツ予習と復習をするという勉強も可能です。

授業時間は14:40〜16:50 の120分間で11回授業があります。約2ヶ月間なので、短期集中で勉強できます。

見学が可能なので、気軽にご覧ください。

 

国連英検以外でビジネスマンに役立つ検定・資格と対策

ビジネスマンに役立つ検定試験と対策

今や外資系企業以外でも、一部の大手企業で英語が社内の公用語に採用されたり、新規事業の海外進出で、海外赴任や直接取引のある部署へ異動になったり…、「ビジネス英語」を必須スキルとする企業が多くなっています。

英語力検定試験として有名なTOEICは、就職や転職活動で採用基準に含まれているなど、自身のキャリアアップにも活用できます。

グローバル人材として活躍の場をより広げるためにも、国連英検やその他の検定試験を受験してみてはいかがでしょう?

 

【参考記事】

【東京】ビジネス英語が上達する社会人向け英会話スクール7選

国連英検の特徴まとめ

国連英検とは

(出典:http://www.kokureneiken.jp/about/pfm18a.pdf)

国連英検(国際連合公用語英語検定)とは?

国連英検とは、日本連合協会の主催する英語検定試験で、「真に役立つコミュニケーション能力」の育成を目標としています。

自分の考えや解決策を論理的に伝える能力が問われます。例えば、試験構成はリスニングの占める割合が高く、また試験内容は世界情勢、国際時事問題を扱います。

語学力に加え、国際的なコミュニケーション能力を問われる試験と言えます。

 

レベルは、主に「スキルアップレベル」と「プロフェッショナルレベル」に分かれます。

スキルアップレベルはE・D・C・B級の4つ、プロフェッショナルレベルはA・特A級の2つあり、プロフェッショナルレベルのみ面接があります。

以下は、それぞれの要求水準です。

 

スキルアップレベル

E・・・中学修了程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求されます。簡単な趣味や自己紹介が出来るコミュニケーションレベルです。

D・・・高校1,2年程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求されます。買い物の簡単なリクエストができたり、外国人に道を聞かれて案内が出来るコミュニケーションレベルです。

C・・・高校修了程度の文法・文型に基づく英語の理解力が要求されます。高校卒業程度認定試験(旧大検)において、文部科学省はC級以上を英語資格として認定しています。

旅先やフランクな食事の場で会話を楽しんだり、簡単な電話の取り次ぎの出来るコミュニケーションレベルです。

B・・・英字新聞や雑誌の比較的やさしい記事、日常生活で遭遇する場面を扱った会話文、読みやすい随筆や短編小説などが理解できる読解力が要求されます。

インターネットや雑誌の情報を活用できたり、電話の応対が大きな支障なくでき、日常生活で自由に意志を伝えられるコミュニケーションレベルです。

(出典: http://www.kokureneiken.jp/about/)

プロフェッショナルレベル

A・・・英字新聞等の記事、小説や劇の一場面などを短時間に理解する、あるテーマについて論理的にまとまった内容を英文で表現する、外国人と日常の身近な出来事、時事問題などに関して討論する能力が求められます。

特A・・・英語力はもちろんですが国際的に通用する知識・情報なども要求される点に特徴があります。文化、経済等、多くの分野の問題を自由に討論する能力が要求されます。

(出典: http://www.kokureneiken.jp/about/)

他の試験と比較してみると、以下のようなスコアになります。

E ・・・200~400(TOEIC)32~46 [TOEFL (iBT) ]

D ・・・400~540(TOEIC)46~56 [TOEFL (iBT) ]

C ・・・540~640(TOEIC)56~68 [TOEFL (iBT) ]

B ・・・640~740(TOEIC)68~80 [TOEFL (iBT) ]

A ・・・740~900(TOEIC)80~104 [TOEFL (iBT) ]

特A・・・900~990(TOEIC)104~117 [TOEFL (iBT) ]

(出典:『スーパーレベルリーディング』2006年(植田一三著))

※この点数はあくまで目安です。国連英検試験と他の試験は内容ないし対策は異なります。

 

国連英検のテスト形式

  • E・・・試験時間: 80分/満点: 80点リスニング: 30問/リーディング: 50問作文: 無/面接: 無
  • D・・・試験時間: 100分/満点: 100点リスニング: 40問/リーディング: 60問作文: 無/面接: 無
  • C・・・試験時間: 100分/満点: 100点リスニング: 40問/リーディング: 60問作文: 無/面接: 無
  • B・・・試験時間: 120分/満点: 100点リスニング: 40問/リーディング: 40問作文: 配点20点/面接: 無
  • A・・・試験時間: 120分/満点: 100点リスニング: 無/リーディング: 80問作文: 配点20点/面接: 10分間
  • 特A・・・試験時間: 120分/満点: 100点リスニング: 無/リーディング: 80問作文: 配点20点/面接: 15分間

※ 面接は1次試験合格後の2次試験

 

国連英検の受験料

試験料は、各級によって異なります。

 

スキルアップレベル

  • E ・・・ 2,700円
  • D ・・・ 3,200円
  • C ・・・ 3,700円
  • B ・・・ 6,300円

■ プロフェッショナルレベル

  • A ・・・ 8,400円
  • 特A・・・10,500円

※併願すると受験料が割り引かれます。そのため、余裕があれば、また心配であれば2つの級の対策すると良いです。

 

国連英検の受験日と受験会場

受験日

年2回開催します。

 

【2018年度】

1回目

  • 1次試験 : 2018年 5月27日(日)
  • 2次試験 : 2018年 7月8日(日)

2回目

  • 1次試験 : 2018年10月 21日(日)
  • 2次試験 : 2018年12月 16日(日)

 

■ 受験会場

一次試験は19都市、二次試験は9都市で開催されます。

(札幌/仙台/さいたま/千葉/東京/立川/横浜/金沢/長野/静岡/名古屋/京都/大阪/神戸/岡山/広島/福岡/鹿児島/沖縄)

 

国連英検の申し込み

国連英検はコンビニ/インターネット/電話での申し込みが可能です。

  • インターネット(PC・スマートフォン)
  • セブンイレブン設置端末
  • ローソン設置端末 Loppi
  • 郵送
  • FAX
  • 電話

国連英検の出題内容

国連英検の出題範囲

出題テーマ

国連の活動に沿って、世界平和、地球環境、世界政治、世界経済、人権、食品、医療等の世界情勢・国際時事問題を広く取り扱っています。

以下は、作文の過去問題です。リーディング・スピーキングの出題内容と類似するため、対策の方向性は同じです。

B級

What international issue are you concerned with? Why?

A級

What can Japan do to help ensure fair access to global natural resources?

特A級

How has Japan’s nuclear crisis affected the future use of nuclear energy around the world?

(出典:http://www.kokureneiken.jp/about/essaytheme)

問題構成

【特A級・A級】

試験時間:120分

試験形式:筆記試験(マークシート / 作文)のみ

【B級】

試験時間:120分

試験形式:筆記試験(マークシート / 作文)リスニングテスト

【C級・D級】

試験時間:100分

試験形式:筆記試験(マークシート)リスニングテスト

【E級】

試験時間:80分

試験形式:筆記試験(マークシート)リスニングテスト

国連英検を受験するメリット

国連英検を受験するメリット

【メリット1】実用的に英語が使えることの証明

国際協力機構(JICA)では、C級以上の合格者を派遣職種により語学レベルとして認定しています。

実際に世界各地に足を運び、即戦力として開発事業を行う人々も国連英検を活用しています。国連英検の対策をし、合格した人は即ち事業ができる人と認定する団体は複数あります。

国連英検を持っていれば、英語を実用的に用いることができるというアピールができます。

 

【メリット2】国連職員採用に有利

外務省国際機関人事センターが実施する海外派遣候補者選考試験の語学審査対象です。

国連職員を目指している人のための試験でもあります。

まとめ:国連英検で即戦力なビジネス英語力を証明しよう!

国連英検対策におすすめの参考書と予備校まとめ

国連英検と他の一般的な英語試験の違いは、ビジネス英語を意識している点です。

国連英検では世界で起こっていることを理解し、伝えることが求められます。つまり、国連英検を持っていると、ビジネスでも英語を使えることを証明できます。

仕事で英語を使えることが証明できれば、キャリアアップの可能性はきっと広がるはずです。

 

仕事に追われるビジネスマンは自由に使える時間に限りがあります。他にやりたいことがあったらなおさらです。

効率よく対策することが何よりも重要です。

この記事が国連英検を取得することを願ってます!

 

【参考記事】

【東京】ビジネス英語が上達する社会人向け英会話スクール7選

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