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今回の話者、NLPE英語コーチングスクールのコーチ・玉嵜さんは前職の留学カウンセラー時代に培った共感力、傾聴力を生かし、英語学習の土台作りと”結果を変える”契機を与えるコーチングに助力をされています。
また、ご自身も同校の元受講生という経歴をお持ちです。
英語圏への留学を経て高い英語レベル(CEFR C1)に到達してもなお葛藤を抱え、英語を話すことを一時的に拒絶するようになりながらもコーチングとの出会いによって当時の課題を克服することに成功されています。
渡航制限などで留学の門戸が閉ざされている今、諦める方向に気持ちが沈んでしまいそうになるかもしれませんが、日本にいる期間を準備の時間として捉え、出来ること・出来ていることに目を向けることが大切だと玉嵜さんは言います。
NLPEのコーチングで得られるものについて、NLPE英語コーチ・玉嵜さんに受講生様とのエピソードやご自身の体験談を踏まえながらお話をしていただきました。
《話者プロフィール:玉嵜 香織さん》
福岡県出身。学生時代、社会人時代に2度の留学経験(USA,NZ)があり、留学カウンセラーとして10年以上の経歴を持つ。英語力C1レベル(英検準1級〜1級) 留学経験がありながらも英語習得への限界を感じ、長年英語に対するコンプレックスを抱きながら過ごす。好きで始めたはずの英語学習がいつしか苦痛になってしまい、学び直しを機にNLPEに出会う。 コーチングを受けていくうちに、これまで自分の行動を制限していた思考の癖や思い込みに気付き、英語学習の見直しや達成したい目標、それによって得たいものへの道筋が明確になった。 自分の中にある答えに恐れず耳を傾け、自分への信頼を取り戻して欲しい。 受講者に寄り添いながらも、自分で気付く力を育むコーチングに力を入れている。
目次
CEFR C1到達後もなお苦悩されていた英語力について
(写真:NLPE英語コーチ 玉嵜さん)
玉嵜さん:私が英語学習を本格的に始めたのは社会人になってからです。
自分の英語レベルを点数というわかりやすい指標で知ることができるTOEFLテストを受験してみたり、社会人留学に向けて英会話スクールに通ったりしていました。
当時、二分類化するなら私は英語を話せる側に居たと思います。
しかしながら目指していた理想のレベルが現実とあまりにもかけ離れ、留学先でもインプット型の学習比重が大きかったこともあり、なかなか上達しない焦りから英会話に対して苦手意識がつきまとうようになっていました。
一年間の留学では、英語学習に前向きに打ち込める時期と低迷期のアップダウンが激しかったです。
日本に帰国後、今度は「留学したのに」という感情が足かせになります。
“話せない”というセルフイメージがより色濃くなり、次第に英語から遠ざかるようになっていました。
そして、「話したくない」境地にまで到達します。
私は自分に合った勉強方法がわからず、仕事と英語学習を両立し続けることに限界を感じ始めていました。
一方で、英語習得の目標を諦めきれない葛藤が心の中にありました。
もう一度学び直したい意欲が強くなっていた頃、NLPE英語コーチングスクール代表の南山さんの書籍が目に留まり、それがきっかけでコーチングの受講を決めました。
NLPE英語コーチングスクールの受講で感じた変化
玉嵜さん:以前通っていた英会話スクールにはなかった、”思考に着目したアプローチ”が新鮮で面白さを感じました。
学習のハウツーよりも、自分が今どのような状態で英語を取り込もうとしているのか、英語を取り込むことで何を得たいのかをNLPE英語コーチングスクールで掘り下げられたことに大きな意義があったと思います。
私の場合は完璧主義的な性格と、「留学したのに」という押さえつけが障壁となっていたことが明らかになりました。
一見すると無関係な事柄であっても、英語力が伸びない本当の障壁が学習のフィールド外に隠れている場合も多くあります。
自分でさえも気付きにくい、心の根底にある課題を見つけ出していくコーチングだからこそ成せることです。
英語学習は障壁を見つけてから一気に加速していきます。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
NLPEのコーチに就こうと思われたきっかけ
玉嵜さん:NLPE英語コーチングスクールを実際に受講して、コーチングのアプローチ方法に興味を持ちました。
前職で10年間ほど留学エージェントカウンセラーに就いていた頃、私はお客様のベストな環境を整える役割を担っていました。
どんな環境でも上手くいく方と誰もが羨む環境にいながらも結果を出せない方との違いを「性格上しょうがないこと」だと当時は考えていましたが、コーチングに出会った今なら、原因が思い込みや思考からくるものだという本質に気付くことができます。
私がコーチに就こうと思ったのは、NLPE英語コーチングスクールでの、心理的、核心的部分に触れて人間本来の力を引き出せる役割に惹かれたからです。
受講を検討して来られる方は様々な課題をお持ちですが、大半は「変わりたい」「変わろう」という意思があり、自分を見つめる準備が整っている方です。
この準備の有無がコーチの役割が生きるか否かに影響します。
NLPEのコーチとしての最大の強み
玉嵜さん:留学エージェントカウンセラー時代に培った共感力、傾聴力がコーチングに生かせていると思っています。
会話のなかで何度も登場する言葉から受講生様の思考の癖が見えてきたり、話す行為によってご本人様の気付きとなったりするケースも多くあります。
話し慣れていない方に対しては圧力がかかって不要な緊張感を与えてしまわないように、安心してお話いただける空気感、場を整えることを常に意識しています。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
受講生様との向き合い方で大切にされていること
(写真:NLPE英語コーチ 玉嵜さんのコーチング)
玉嵜さん:コーチングでは数多くの質問を投げかけ、受講生様の“心に近い部分”に触れるお話を引き出していきますので、緊張や空気の乱れが起こらないないように安心・安全な空間づくりを大切にしています。
接し方の些細な違いが、延いては両者の信頼関係にもつながっていきます。
私たちコーチは受講生様から答えの正解を求められる場面が非常に多いです。
正しい答えを言うことに重きが置かれてきた日本の教育上、ご自身の内側から自然と湧いてきた答えよりも「こんな答えでいいのかな」という思考が働き、正解か否かに意識が向きます。
無意識にTPOを気にして空気感や場所に合わせてしまうこともしばしばあるのではないでしょうか。
これは意識が外に向いている状態と言えます。
コーチングの場合は自分との対話になりますので、対自分においては答えに正解・不正解がありません。
また、答えを持っているのは私たちではなく受講生の皆様です。
素直に本心から湧いてきた言葉こそ本当の答えであり、気付きも大きくなります。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
誰もが経験する、英語力の停滞期の乗り越え方
(写真:NLPE英語コーチ 玉嵜さんへの取材)
玉嵜さん:脳のメカニズムにおいて、自己成長を感じられなくなる停滞期、いわゆる「プラトー」は情報を整理している時期とされています。
階段で例えるなら、英語力が伸び悩む時期は踊り場にいるような段階です。
一生懸命のぼり続けて乱れてしまった呼吸は一旦平らな場所で休憩して整えてあげることが必要です。
この時期はどうしてもネガティブな感情に陥る傾向にありますので、状況を肯定的に受け入れてもらうように心掛けています。
英語力の停滞期は誰にでも起こりうる現象であり、ご自身の能力に限界がきているのではなく成長したからこそ伸び悩む時期にまで到達できたのだと受講生様にはお伝えしています。
また、英語力の停滞期であっても学習を止めないことも重要な点です。
停滞期は情報を整理している時期ですので、予習などの新しい学習はせず心身をリフレッシュさせる時間を適宜取り入れながら復習に専念したり、今までの成果に目を向けたり、”出来ていること”にフォーカスして過ごします。
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印象的だった受講生様とのエピソード
玉嵜さん:ここ数年私たちは世界的な未曾有の事態の渦中におり、様々な制限を余儀なくされています。
自由に動けない時だからこそ今できることを模索し、再び動き出せるようになった時のために自分の能力を高めたいとお考えになられる方が多いように感じます。
今回はそんなお二方をご紹介させていただきます。
一人目は、NLPE英語コーチングスクールに来られた当初の目的は英語習得でしたが、受講期間中、逆に学習をしない選択をされた方です。
と言いますのも、コーチングを行っていくなかで英語学習の優先順位が最優先にはないことが分かったからです。
その方は、”英語学習をやらないといけないのに思ったように行動できない自分”を責めていました。
そこでまずは日常生活の時間を心地良くするスケジュールを設計し、より根本的な生活習慣の見直しから取り組んでもらうように促しました。
徐々に生活が整っていくなかで、ご自身の意思で「空き時間を上手く有効活用できている」という自信がつき、心にも余裕が生まれました。
やらないといけないのにやれない自分を責める状況から離れられたことによって本当にやりたかったものを掴み取り、様々な事柄に前向きに取り組めるようになられていました。
二人目も最初は英語習得を目的として来られ、「次の仕事のビジョンが見れるようになりたい」という意欲もお持ちの方でした。
3か月間のコーチングでしたが、ご自身が大事にされたい価値観・優先順位が短期間で明確になり、行動への落とし込みも目を見張るほど早かったです。
その方のなかに変化が起きるのにも時間はかからなかったです。
受講期間を終える頃には、新しい職に就くことに成功されていました。
NLPE英語コーチングスクールの受講目的の多くは英語習得ですが、今回ご紹介した受講生様のように「本当にやりたいことは英語ではなかった」という答えにたどり着く方もいらっしゃいます。
学習進捗や成果報告、ご相談、アドバイスなどを行うコーチングセッションのなかで、英語の話題に触れないことも珍しいケースではありません。
▼他の受講生様の体験談を読む
NLPE英語コーチングスクールが目指すもの、理想について
玉嵜さん:NLPE英語コーチングスクールでは英語学習の土台作りを重視しています。
最終的には、受講生様ご自身がコーチとなって英語学習を推進していける状態を目指しています。
身体がストレス状態に陥り、拒否反応によって英語が嫌いになってしまうような短期集中での詰め込み学習は、NLPEでは推奨しておりません。
結果が出ない・目標はあるのに行動できないのにはブレーキ作用が働いている根本的な障害が必ず隠れていますので、コーチングによって丁寧に掘り下げていく必要があります。
結果が出ないとき、人は英語学習法や教材、講師、環境などの目に見えるものを変えようとしてしまいますが、内側にある見方や考え方が変わらなければ良い結果は生まれません。
重要なのは英語学習の結果を変えるのはコーチではなく、受講生様が心と向き合い、気付きを得て、自らの力で変えていくという点です。
最初はコーチが全力で伴走いたします。
しかし、最終的にはご自身とタッグを組んで自走できるようになっていただくのが理想形です。
私たちはあくまでも自立を促す役割を担うに過ぎません。
コーチの問いかけをいずれはご自身で行い、自問自答で真実の解にたどり着けるようになっていただきたいと考えています。
コーチングは仕事や人間関係など取り巻く環境に対する考え方全般に影響を与えますので、NLPE英語コーチングスクールを受講したきっかけが英語習得であっても、生き方自体を良い方向に変えることにつながったケースも少なくありません。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
NLPE英語コーチングスクールをおすすめしたい人の特徴
玉嵜さん:目標があるのに動き出せずにいる方、いつも同じところでつまづいてしまう原因がわからない方、内側を変える必要性に気付き始めた方などにNLPE英語コーチングスクールはおすすめです。
また、短期集中で詰め込むスパルタ式の英語学習が合わなかった方にも最適です。
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受講を迷われている方、読者の方へメッセージ
(写真:NLPE英語コーチ 玉嵜さん)
玉嵜さん:今できないことの一つに、海外留学が挙げられます。
不安要素はまだ残っていながらも、渡航制限が解除された折に改めて挑戦したいという熱量をお持ちの方はたくさんいらっしゃるかと思います。
今は、できないこと、できていないことに目が向いてしまうかもしれませんが、あなたは決して何もしていないわけではありません。
夢を叶えるためにすでに歩み出し、準備を始めています。
日本にいる間にできることを逆算して、本当にやりたいことに焦点を当て、留学の成功に必要な土台作りの部分をNLPE英語コーチングスクールではサポートさせていただくことができます。
まずはNLPE理論に触れていただきたいと思っています。
私自身も社会人留学と10年間の留学エージェントカウンセラーを経て、事前準備が非常に大事だと痛感しました。
日本で無意識に生活できていたところを、海外生活では何かにつけて考える機会が増え、”自分軸”を持っているか否かで過ごし方が変わります。
凝り固まった思考をコーチングでほぐし、広い視野を得てから留学に飛び立つことができたなら、見える世界が一変すると私は確信しています。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
NLPE英語コーチングスクールの基本情報
受講料金 |
|
入会金 | 無料 |
支払い方法 | 銀行振込、クレカ決済(分割払い2回まで) |
保証制度 | 契約から8日以内のクーリングオフ可能 |
受講内容 |
毎週1時間のオンラインコーチング、毎日の自学自習とオンラインサポート、(受講状況に応じて)宿題提出や発音への添削フィードバック、(受講状況に応じて)毎日のチャット・電話サポート、受講生限定コミュニティーの参加、受講生限定セミナーの開催 ※受講生に合わせてプログラムをカスタマイズします。 ※現在、セミナーは月に数回のウェビナーとグループコーチングに代わっています。 |
受講形式 | マンツーマンレッスン |
講師 | 日本人講師 |
教室 | 月1回、受講生限定セミナー開催 |
オンライン受講 | 可能(テレビ電話、ビデオ通話、電話) |
営業時間 | 9:00~22:00 |
▼公式サイトから無料体験レッスン
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英語学校しらべ編集長
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