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オンライン英会話の講師は外国人講師が多く、中でもフィリピン人の先生割合が高くなっています。
「フィリピン英語には訛りがあると聞くし、料金が安いだけで本当に効果があるのかな」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
事実として、フィリピン人は世界基準で英語力に長けており、地域によっては訛りを感じないほどです。
今回は、フィリピン英語の訛りの程度やアメリカ英語との特長の違いなどをご紹介しようと思います。
目次
フィリピン英語の特徴
フィリピンでは英語が公用語
フィリピンの公用語は母語であるタガログ語と、第二言語として習得されている英語です。
人口の約92.5%にあたる約8,980万人が英語を話せると言われ、この人数はアメリカ、インド、パキスタンに次いで世界第4位の人数です。(※2020年11月調査時点)
インドやパキスタンは人口も多いので英語が話せる人数は自然と多くなりますが、比べてフィリピンの英語を話せる人口比率が90%以上というデータから、公用語として浸透していることが分かります。
フィリピン人は学校教育で英語を学び、英語で授業を受ける
フィリピンでは小学1年生から週5回ほど英語の授業が行われ、小学3年生からは国語と歴史以外は全て英語での授業となります。
アメリカ人やイギリス人のようなネイティブとして生まれた時から英語を話せる環境にはありません。
言語教育で一から学んで身につけた英語スキルだからこそ、同じ非ネイティブの日本人に理解されやすい指導がフィリピン人にはできるとも言えます。
フィリピン英語は歴史的背景からアメリカ英語がベース
フィリピンはこれまでスペインやアメリカ、日本の植民地にされてきた歴史があり、その度にスペイン語や英語、日本語などの言語政策に振り回されてきました。
日本からの独立後、1974年にフィリピン語と英語の二言語併用教育政策が発表され、英語が公式に使われるようになりました。
フィリピンがアメリカに支配されていた歴史的背景から、フィリピンで話される英語はアメリカ英語がベースとなっています。
フィリピン英語とアメリカ英語の違い
アメリカ英語がベースとなっているフィリピン英語ですが、アメリカ英語との違いもあります。
アメリカ英語では使われない表現もフィリピン英語では現れるので、アメリカ人との会話で使っても理解されないケースがあります。
例えば、フィリピン英語では人の名前を呼ぶときに名前の前に「Mr.(ミスター)」や「Ms.(ミズ)」をよく付けます。
欧米諸国ではMr.やMs.はラストネーム(苗字)に付けることはあっても、ファーストネーム(名前)には付けないことが一般的です。
このような違いがあるので、フィリピン英語の違いを理解せずにネイティブに使うと困惑させてしまうかもしれません。
フィリピン英語の訛り
フィリピン英語は島や地域によって訛りがある
フィリピンには地域や島ごとに話されている母語が170以上も存在しており、英語の訛りもその母語特有の影響を受けていると言えます。
フィリピン英語には訛りがある、というのが正解です。
ただし、フィリピンの留学先として有名なセブ島やマニラ、クラーク、バギオ、ダバオなどの語学学校には優秀な講師が多く、安い留学費用で英語を学べるためおすすめの地域です。
毎年、多くの学生や社会人の留学の受け入れがあります。
基本的にこれらのどの地域に行かれても十分な英語を学ぶことができます。
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訛りがあるのはアメリカ英語もイギリス英語も同じ
英語は世界中で多くの方に話されている言語なので、その地域ごとに特有の訛りはあります。
実は多くの人が勘違いしていることなのですが、英語ネイティブのアメリカやイギリスにも訛りがあって理解できない表現があるのです。
イギリス人がアメリカ英語の一部表現を理解できなかったり、アメリカ国内でも別の地域の英語を聞き取りづらかったり、訛りがあるのはネイティブ圏でも共通です。
フィリピン英語の訛りを大きく気にする必要はないと言えます。
フィリピン人の英語力は世界基準でも高い
セブ島には語学学校が多く、仕事として英語を使っている
フィリピンは留学先として非常に人気で、特にセブ島には多くの語学学校が設立されています。
また、アメリカのオンライン英会話学習教材を取り扱っているGlibal Englishという会社の調査しているデータによると、世界78の国と地域に住む137,000人を調査した結果、英語非ネイティブの国の中でフィリピンが最もビジネス英語力が高いとされています。
ヨーロッパで英語力が高いと言われるオランダやノルウェーを抑え、フィリピンが何年も世界一位を獲得し続けています。
フィリピン英語はグローバル基準で非常に高い英語力として評価されているのが現状です。
フィリピンにはコールセンターの拠点数が圧倒的に多い
フィリピン人の英語力を示す事実として、コールセンターの拠点数の多さも挙げられます。
コールセンターでは丁寧で分かりやすい英語が求められるので、コールセンターの多いフィリピンの英語は聞き取りやすいと言えます。
有名な企業で言えば、MicrosoftやIBM、シティバンク、Panasonicなどがフィリピンにコールセンターを構えています。
フィリピン英語を学ぶならオンライン英会話がおすすめ
訛りが強いと思われがちなフィリピン英語は、実は、世界基準で見ても非常に質の高い英語です。
フィリピン英語を学ぶ方法として留学がおすすめですが、短期留学でもまとまった休暇が必要になり、費用も様々なオプションをつけると高額になってしまいます。
そこでおすすめなのが「オンライン英会話」です。
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英語学校しらべ編集長
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