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2014年7月から、難関私立大学をはじめ様々な大学の入学試験にTEAP(ティープ)が導入されるようになりました。
MARCH以上の私立・国立大学への合格を目指している方は、早めの対策が必要ですよね。
そこで今回は、いつから、何を、どのように対策していけばいいのか、TEAP対策のオリジナル必勝法をご紹介します!
(最終更新日:)
目次
TEAP(ティープ)とは?
まずは、TEAPがどんな試験なのか簡単にご説明します。
TEAPの特徴
TEAP(ティープ)とは、Test of English for Academic Purposesの略です。
上智大学と公益財団法人日本英語検定協会が共同で開発した、英語4技能(話す・聞く・読む・書く)を測定するテストです。
TEAPの目的は「大学教育レベルにふさわしいアカデミックな英語力を測定すること」で、Reading・Listening・Writing・Speakingの4分野から構成されています。
試験は2014年7月から開始され、まだ歴史が浅い試験ですが、すでに数多くの大学の入試に採用されています。有名な難関校を目指す受験生にとっては、避けて通れない道といっても過言ではありませんね。
試験の難易度は英検準2級~準1級程度が目安です。ですので、日本の高校3年生の英語力に最適なレベルとなっています。
TEAPを採用する大学
(出典:https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/3325/index.html)
2017年度では、全国70校以上の大学でTEAPの試験が採用されています。
たとえば、早稲田大学や上智大学、MARCHなどの難関私立大学はじめ、九州大学、筑波大学、広島大学などの国立大学などです。
東京のTEAP CBT採用大学
大学名 入試形態 学部・学科 基準点 筑波大学 推薦(公募推薦) ①全学部(医学群医学類除く)
②医学群医学類基準スコア以上で合否判定の参考とする
①420以上
②800以上神田外語大学 ①一般入試(すべての入試区分)
②公募学校推薦
③英語資格特別選抜全学部 ①600以上で「英語」を満点に換算、420以上で5点加点
②英米語学科、国際コミュニケーション専攻 420以上、それ以外 310以上
③英米語学科、国際コミュニケーション専攻 600以上共立女子大学 一般入試(全学統一) 全学部 基準スコアに応じ、英語試験の得点を80・100点に換算する
80点:420以上
100点:600以上順天堂大学 一般入試(一般B) 医学部医学科 基準スコアに応じ、英語試験の得点に加点する
5点:420以上
15点:600以上上智大学 一般入試(TEAP利用型) 国際教養学部を除く全学部 学科により異なる 白百合女子大学 一般入試 全学部 基準スコアに応じ、英語試験の得点の70~100%に換算する
70%:420以上
90%:600以上
100%:800専修大学 一般入試 前期入学試験(全学部統一入学試験・A方式・AS方式、
D方式・E方式・F方式)全学部統一入学試験・A方式:全学部全学科
AS方式:経済学科、国際経済学科、法律学科、政治学科、マーケティング学科、
会計学科、ネットワーク情報学科
D方式:日本文学文化学科
E方式:英語英米文学科
F方式:ネットワーク情報学科基準スコアに応じ、英語試験の得点を80・100点とみなし、英語試験を免除する。
(英語試験を受験し、得点の高いほうを合否判定に採用することも可能)
80点:420以上
100点:600以上東京女子大学 一般入試(英語外部検定試験利用型) 現代教養学部
①国際英語学科
②人文学科、国際社会学科、心理・コミュニケーション学科、数理科学科①420(4技能)以上(かつ各技能105以上)
10点加算:508以上(かつ各技能127以上)
20点加算:600以上(かつ各技能150以上)
②210(2技能)以上明治学院大学 一般入試 A日程 得点換算方式-A日程
英文学科、フランス文学科120点:420~599(4技能)、140点:600以上(4技能) 自己推薦AO入試 文学部 英文学科 文学部 英文学科A:500以上 B:430以上 立教大学 センター試験利用入試 全学部 換算表に基づき1点単位で換算した得点を付与 東洋英和女学院大学 公募制推薦入試 全学部 420以上 (出典:http://www.eiken.or.jp/teap/group/list.html)
関東のTEAP採用大学
大学名 入試形態 学部・学科 基準点 上智大学
一般入試(TEAP利用型) 国際教養学部を除く全学部 学科により異なる 指定校推薦入試、公募制推薦入試、カトリック高校対象入試、
社会人入試指定校推薦入試・公募制推薦入試・カトリック高校対象入試:神学部を除く全学部
社会人入試:総合人間科学部学科により異なる 海外就学経験者入試、外国人入試、編入学試験 海外就学者経験入試:神学部を除く全学部
外国人入試:文学部・総合人間科学部・外国語学部・総合グローバル学部
編入学試験:神学部・総合グローバル学部を除く全学部学科により異なる TEAP利用型特別入試 短期大学部 70以上 立教大学
一般入試 グローバル方式 全学部 226以上(異文化コミュニケーション学部のみ 334以上) センター試験利用入試 全学部 換算表に基づき1点単位での得点を付与。参考:センター「英語」85%:261点 自由選抜入試 経営学部・異文化コミュニケーション学部・理学部・法学部・観光学部・コミュニティ福祉学部・現代心理学部 学部学科により異なる 国際コース選抜入試 ①異文化コミュニケーション
②社会学部
③GLAP①363以上
②270以上
③334以上帰国生入試 経営学部 226以上 中央大学
英語外部検定試験利用入試 ①経済学部・文学部(英語文学文化専攻以外)
②文学部(英語文学文化専攻)
③総合政策学部①226以上
②280以上
③260以上英語運用能力特別入試 法学部、経済学部、商学部 140以上(2技能) 青山学院大学
一般入試B方式 ①総合文化政策学部
②地球社会共生学部
③経済学部①100以上
②110以上
③2技能の合計点をそのまま外国語の得点として利用一般入試C方式 ①文学部英米文学科
②経営学部①280以上(かつ各技能65以上)
②2技能の合計点をそのまま外国語の得点として利用自己推薦入試 ①文学部英米文学科
②地球社会共生学部①300以上
②A:276以上、B~F:226以上全国高等学校キリスト者推薦入試 地球社会共生学部 226以上 海外就学経験者入試 ①地球社会共生学部
②経済学部①226以上
②290以上獨協大学
①一般入試[2・3科目(A方式)]
②センター利用入試
③公募制推薦入試
④課外活動推薦入試
⑤卒業生子女入試
⑥社会人入試
⑦特別入試(外国人学生・帰国生徒)①経済学部、法学部
②外国語学部、国際教養学部
③外国語学部(英語学科、交流文化学科)、国際教養学部、経済学部、法学部
④外国語学部(英語学科、交流文化学科)
⑤外国語学部(英語学科、交流文化学科)
⑥全学部
⑦外国語学部(英語学科、交流文化学科)①100-110(2技能)、205-226(4技能)
②120-150(2技能)、250-300(4技能)
③90-130(2技能)、186-260(4技能)
④80-110(2技能)、210-220(4技能)
⑤100-140(2 技能)、220-300(4 技能)
⑥100-130(2 技能)、226(4 技能)
⑦110(2 技能)、226(4 技能)神田外語大学
①一般入試(すべての入試区分)
②公募学校推薦
③英語資格特別選抜全学部 ①330以上で「英語」を満点に換算、230以上で5点加点
②英米語学科、国際コミュニケーション専攻 230以上、それ以外 180以上
③英米語学科、国際コミュニケーション専攻 330以上東京理科大学
一般入試 グローバル方式 全学部 未公表 武蔵野大学
一般入試 グローバル方式 全学部 基準スコアに応じ、英語試験の得点を80~100点とみなす。
①80点:110以上(2技能)、226以上(4技能)
②90点:130以上(2技能)、280以上(4技能)
③100点:150以上(2技能)、334以上(4技能)AO入試 グローバル学部、教育学部 220以上 AO入試 法学部、経済学部、文学部、人間科学部、工学部 100以上 筑波大学
推薦入試(医学類は2017年度、その他2018年度より)
個別学力検査(2020年度より)全学部 226以上(医学群医学類は400)を総合評価に反映 明治大学
グローバル型特別入試 政治経済学部 285以上 一般入試「英語4技能試験活用方式」 経営学部 出願要件+加点方式(各技能別)
出願要件:230以上(R:60 L:60 W:45 S:45)
20点加算:260(R:65 L:65 W:50 S:50)
30点加算:280(R:70 L:70 W:60 S:60)一般入試 国際日本学部 未定(基準を満たせば試験科目「外国語」を200点として扱う) 一般入試「英語4技能試験利用方式」 商学部 226以上+当日の英語試験 早稲田大学
一般入試(英語4技能テスト利用型) 文化構想学部、文学部 280以上(各技能65以上) 学習院大学
一般入試B方式 国際社会科学部 国際社会科学科 基準スコアに応じ、英語試験の得点を100~200点とみなす
①100点:210以上
②120点:220以上
③140点:255以上
④160点:270以上
⑤180点:290以上
⑥200点:390以上AO入試 260以上(4技能の合計、複数回受験した場合はR,L,S,Wの最高点の合計) 明治学院大学
一般入試 全学部・A日程 ①出願資格方式-全学部日程
フランス文学科、経済学科、経営学科、国際経営学科、国際学科、心理学科、教育発達学科
①出願資格方式-全学部日程・A日程
社会学科、社会福祉学科、法律学科、消費情報環境法学科、政治学科
②得点換算方式-A日程
英文学科、フランス文学科①国際経営学科 236(4技能)、フランス文学科 100(2技能)、経済学科 105(2技能)、国際学科 115点(2技能)、その他の学科 100点(2技能)
②120点:226~333(4技能)、140点:334以上(4技能)自己推薦AO入試 心理学部 教育発達学科 100以上 関東学院大学
一般入試 後期日程 英語資格型 看護学部 189点以上(4技能)または87点以上(2技能) AO入試 資格型 英語部門 ①国際文化学部英語文化学科
②国際文化学部比較文化学科、建築・環境学部、人間共生学部、社会学部、法学部、経済学部、経営学部、教育学部、栄養学部①189点以上(4技能)または87点以上(2技能)
②143点以上(4技能)または65点以上(2技能)聖路加国際大学
一般入試 看護学部 基準スコアに応じ、英語試験の得点を80・100点とみなし、英語試験を免除する。
80点:226~333
100点:334以上東洋大学
一般入試 前期日程 経営学部を除く全学部 基準スコアに応じ、英語試験の得点を70~100点とみなす。
(英語試験を受験し、得点の高いほうを合否判定に採用することも可能)
70点:94以上(2技能)、188以上(4技能)
80点:98以上(2技能)、195以上(4技能)
90点:113以上(2技能)、225以上(4技能)
100点:127以上(2技能)、253以上(4技能)センター利用入試
①前期4科目 英語重視(外部試験利用可能)
②前期3教科 英語重視(外部試験利用可能)
③前期3教科ベスト2 外部試験利用可能①・②国際学部 グローバル・イノベーション学科
③国際学部 国際地域学科(国際地域専攻)、国際観光学部 国際観光学科①・②・③253以上で「英語」科目を満点とする ①センター利用入試 前期2教科 外部試験利用
②一般入試 前期2教科 外部試験活用
③一般入試 総合問題前期・後期①・②国際学部 グローバル・イノベーション学科
③情報連携学部 情報連携学科①・②225以上
③94以上(2技能)、188以上(4技能)法政大学
英語外部試験利用入試 人間環境学部、スポーツ健康学部、情報科学部、生命科学部 226以上 分野優秀特別入試 国際文化学部 300以上 駒澤大学
一般推薦入試(B方式) グローバル・メディア・スタディーズ学部 220以上 東京女子大学
一般入試(英語外部検定試験利用型) 現代教養学部人文学科・国際社会学科・心理・コミュニケーション学科・数理科学科 110(2技能)以上 現代教養学部国際英語学科 226以上(R:57 L:57 W:56 S:56)かつ加点10点(280以上 R:70 L:70 W:70 S:70)、20点(334以上 R:84 L:84 W:84 S:84) 知のかけはし入試 現代教養学部 110以上(2技能)、226以上(4技能)
(複数回受験した場合は各技能の最高点の合計)武蔵大学
全学部統一グローバル方式 ①経済学部
②人文学部・社会学部①298以上
②226以上特別選抜入試(PDPパスポート型) 経済学部 298以上 AO入試 人文学部 226以上 専修大学
一般入試 前期入学試験(全学部統一入学試験・A方式・AS方式、
D方式・E方式・F方式)全学部統一入学試験・A方式:全学部全学科
AS方式:経済学科、国際経済学科、法律学科、政治学科、マーケティング学科、
会計学科、ネットワーク情報学科
D方式:日本文学文化学科
E方式:英語英米文学科
F方式:ネットワーク情報学科基準スコアに応じ、英語試験の得点を80・100点とみなし、英語試験を免除する。
(英語試験を受験し、得点の高いほうを合否判定に採用することも可能)
80点:226~333
100点:334以上東京海洋大学
一般入試・私費外国人留学生特別入試(2017年度より) 海洋生命科学部・海洋資源環境学部 160以上 推薦入試(2018年度より) 海洋生命科学部食品生産科学科・海洋資源環境学部 帰国子女入試・社会人入試・留学経験者特別入試(2018年度より) 海洋生命科学部・海洋資源環境学部 AO(A)入試(2018年度より) 海洋生命科学部海洋生物資源学科・海洋政策文化学科 AO(B)入試(専門学科・総合総合学科卒業生)(2018年度より) 海洋生命科学部海洋生物資源学科 推薦入試(専門学科・総合学科卒業生)(2018年度より) 海洋生命科学部食品生産科学科・海洋資源環境学部 135以上 AO(B)入試(専門学科・総合総合学科卒業生)(2018年度より) 海洋生命科学部海洋政策文化学科 日本体育大学
英語外部資格入試 体育学部・スポーツ文化学部・児童スポーツ教育学部 334(B2)以上 千葉工業大学
センター利用入試(前期・中期) 全学部 基準スコアに応じ、外国語の得点を対照表に基づき換算する
160点:260以上、180点:280以上、200点:300以上東京音楽大学
一般入試 ミュージック・リベラルアーツ専攻 100以上 芝浦工業大学
一般入試 英語資格・検定試験利用方式 全学部 80以上(2技能)、186以上(4技能) 国学院大学
一般入試B日程 文学部外国語文化学科/経済学部経済ネットワーキング学科 外国語文化学科(200点満点):200点:334点以上、160点:226点~333点
経済ネットワーキング学科(100点満点):100点:334点以上、80点:226点~333点麗澤大学
一般3月入試 外国語学部全学科 英語コミュニケーション専攻:270点以上、英語・リベラルアーツ専攻/国際交流・国際協力専攻/ドイツ語・ドイツ文化専攻/中国語専攻/日本語・国際コミュニケーション専攻:225点以上 聖心女子大学
アドミッションズ・オフィス入試 文学部 CEFRのB2レベル:334点以上で得点を1.2倍、
B1レベル:226点以上で得点を1.1倍神奈川大学
公募制推薦入試 経営学部国際経営学科 186点以上 群馬大学
推薦入試 理工学部 未定 明海大学
一般入試 全学部 226以上 沖縄特別奨学生入学試験 全学部 226以上 公募制推薦入試 ①ホスピタリティ・ツーリズム(GMM)
②ホスピタリティ・ツーリズム(HTM)①ホスピタリティ・ツーリズム(GMM):226以上
②ホスピタリティ・ツーリズム(HTM):150以上拓殖大学
全国試験・統一試験、2月試験【A・B・C日程】、工学部国際コース2月試験 全学部 80点換算:226以上、100点換算:334以上 東洋英和女学院大学
公募制推薦入学試験 全学部 TEAP 226以上 (出典:http://www.eiken.or.jp/teap/group/list.html)
※2018年度以降の試験情報に関しては、各大学の公式HPで確認しておきましょう。
TEAPの受験資格
TEAPは大学教育レベルのアカデミック英語能力判定テストなので、高校2年生以上が対象です。
※ただし、受験年度で「高校2年生となる生年月日以前の生まれである」ことが条件です。
TEAPの受験料
TEAPの受験料は、Reading・Listening・Writing・Speakingのうち、受ける数で異なります。
2017年度の入試では、約8割以上の大学が4技能での受験で受け付けているため、受験する大学の要件に応じて受験しましょう。
技能 | 受験料 | |
---|---|---|
4技能パターン | Reading / Listening + Writing + Speaking | 15,000円 |
3技能パターン | Reading / Listening + Writing | 10,000円 |
2技能パターン | Reading / Listening | 6,000円 |
TEAPの受験日と受験会場
TEAPの受験日
TEAPは年に3回ほど試験日が設定されています。2018年度の受験日は、以下の通りです。
- 第1回:7月22日(日)
- 第2回:9月16日(日)
- 第3回:11月18日(日)
TEAPの受験会場
全国12都市で試験を受けることができます。(札幌 / 仙台 / 埼玉 / 千葉 / 東京 / 神奈川 / 金沢 / 静岡 / 名古屋 / 大阪 / 広島 / 福岡)
各都市の詳しい試験情報は、公式サイトの試験会場例よりご確認ください。
TEAPの申し込みの流れ
TEAPの受験を申し込む手順は、6ステップです。
1. TEAP IDの登録
※公式サイトにて、あなた専用のTEAP IDを発行します。詳しい方法は公式サイトで確認しましょう。
2. TEAP IDでログイン
3. 受験日・受験地域・受験パターンの選択
4. 会場の選択
5. 支払い方法の選択
- クレジットカード:JCB・NICOS・VISA・MASTER
- コンビニ現金払い:ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマート
- 郵便局ATM :Pay-easy(ペイジー)
6. 申し込み完了
【注意事項】
受験票は送付されないので、TEAP公式サイトからご自身で受験票を印刷しましょう。
あとは試験に備えるのみです!
TEAPのスコア成績表
TEAPの試験終了後には成績に加えて、今後の英語学習の指針とすべきフィードバックも表記されています。
成績の評価の仕方は「スコア」と「バンド」で表します。
スコアは、英語の4技能をそれぞれ数値化して点数として評価される仕組みです。
バンドは、6段階の能力のうちどの段階のレベル化ということを示してくれ、世界基準で見た時に受験者がどのレベルに位置しているかの基準になります。
TEAP(ティープ)の出題内容は?
では、TEAP(ティープ)の具体的な試験範囲を確認していきましょう!
TEAPの出題分野
TEAPの試験は、大学教育の現場(英語で講義を受講・文献読解・プレゼン発表・ディベート等)で出現する語彙・英語分野の範囲で設計された、アカデミックな英語 ― English for Academic Purposes ―中心です。
Reading・Listening・Writing・Speakingから構成されています。
TEAPの問題構成
TEAPの問題構成は以下の通りです。
- 【リーディング】70分/60問/マークシートによる択一選択方式
- 【リスニング 】50分/50問/マークシートによる択一選択方式
- 【ライティング】70分/課題分の要約とエッセイの2問/解答用紙への記入
- 【スピーキング】10分/4問/1対1の面接方式
TEAPの見本問題
TEAPの公式サイトでは見本問題を公開していますので、ぜひ活用しましょう!
ここでは例として、いくつか問題を紹介します。
■ リーディング
Reading試験では、以下のような問題が出題されます。
⑴ After grading over 300 history essays, Professor Martin went to the drugstore to get some medicine because he had a ( ) headache.
1. broad 2. severe 3. rigid 4. calm
正解:2
■ ライティング
Writing試験では、以下のような問題が出題されます。詳しくは公式サイトより見本問題をご確認ください。
- 長文を読み、70単語程度の英文で要約しなさい
- 図表・グラフ・文章を参考に、自分の考えを200単語程度で書きなさい
■ スピーキング
Speaking試験では、以下のような質問をされます。
- What do you like to do in your free time?
- I’m sure there have been many events at your high school. Which event did you enjoy the most?
- What kind of job would you like to have in the future?
■ リスニング
Listening試験では、リスニング音源とスクリプトが公開されています。ぜひ、解いてみましょう!
TEAP対策でおすすめの塾・予備校は?
日本の高校教育では、センター試験がマーク形式での解答方法がために、英文記述や実際に英語を話すことにあまり注力していない傾向にあります。
TEAP(ティープ)のような実践的な英語力が求められる試験では、学校の英語学習だけでは不十分かもしれません。
有効な勉強法として、TEAP対策を行える塾・予備校に通って、集中的に勉強していくことが挙げられます。
★数ある英語塾・予備校の中で、とくにおすすめのTEAP対策は『アルプロス』です。
アルプロス「TEAP対策コース」
ALPROS(アルプロス)は、英語4技能・アカデミック英語の教育を専門に、いち早くTEAPの研究に着手、対策プログラムを開発しています。
英語4技能を総合的に伸ばし、マンツーマン指導で弱点に焦点を当てた学習のため、短期集中の効率的なTEAP対策です。
随時、無料体験レッスンを開催しています。スクールの雰囲気や講師との相性などを事前に確認することも、TEAP対策を成功させるカギかもしれませんね。
◆クラス特徴
- 1対1のマンツーマン指導でしっかり対策できる
- 教科別の担任講師制を採用
- ネイティブ日本人講師でわかりやすい
- 1レッスン50分間で集中力が持続しやすい
- TEAP初級者~上級者まで幅広い英語レベルに対応
◆サービス・サポート内容
- 担任講師や教育コンサルタントによる進学相談・学習指導
- 三者面談で保護者へ情報提供・アドバイス
- 校内模擬試験の実施
- 最適な出願大学をアドバイス
- 出願書類の確認(※一部有料)
- 出願時のエッセイ添削(※一部有料)
◆料金
《マンツーマンレッスン9,900円〜(1回50分)》
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■ クラスの特徴やサービス内容
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■ 受講料
要問い合わせ
■ トフルゼミナールと他の塾・予備校の違い
大学受験対策に特化するスクールです。一般入試やAO入試などの入試スタイル別に、どのような講座が必要になるのかなど、合格ノウハウが豊富です。
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河合塾マナビス「TEAP技能別対策講座」
■ クラスの特徴やサービス内容
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- 45分×1講:1,875円(税込)
- 60分×1講:2,500円(税込)
- 90分×1講:3,750円(税込)
■ 河合塾と他の塾・予備校の違い
河合塾のトップ講師による映像授業なので、高品質のレッスンを好きな時間に受講することが出来ます。
また生徒一人一人の力を引き出すための学習ナビゲーションがしっかりとしています。
本格的な受験対策を行う場合は、約1,000講座から自分に必要なカリキュラムをオーダーメイドで作成できます。
河合塾「高校グリーンコース(TEAP対策)」
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■ クラスの特徴やサービス内容
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■ 受講料
直接お問い合わせください。
■ 河合塾の高校グリーンコースと他の塾・予備校の違い
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城南予備校「TEAP対策」
城南予備校は、1961年に開校された、歴史が長い大学受験専門の受験予備校です。
指定のカリキュラムを行っても、志望校に現役合格できなければ、次年度の予備校費用を全額免除してくれる「現役合格保証コース」を設けています。
それほど、指導実績に自信を持っているということです。
■ クラスの特徴やサービス内容
- 大学受験生や高校生対象
- TEAPの予想問題に挑戦し、その結果をもとに解説授業を受けるスタイル
- 「大学入試対応セミナー」を開催し、TEAPをどのように大学入試に活かすかも指導してくれる
■ 受講料
直接お問い合わせください。
■ 城南予備校と他の塾・予備校の違い
大学受験対策に特化している受験予備校なので、高校生や予備校生に対しての指導スキルに定評があります。
延べ25万人以上の生徒への指導実績があるので、その点も安心できますね。
また「授業満足保証制度」を導入していて、授業の質の向上に努めています。
早稲田アカデミー「TEAP対策講座」
早稲田アカデミーは、東京大学など難関大学に進学することを目指している受験生向けの進学塾です。
学力別・志望校別の授業を行っており、自分に最適な授業を受けられるのも特長です。
■ クラスの特徴やサービス内容
- 高校3年生対象
- 4〜7月に実施
- 1クラス25名以下のグループ授業
- 池袋校と渋谷校で受講可能
■ 受講料
直接お問い合わせください。
■ 早稲田アカデミーと他の塾・予備校の違い
早稲田アカデミーの生徒の約79%が東京大学を始めとする難関大学に合格しています。
また対面型のライブ授業で熱のこもった授業を受けられる点も魅力です。
生徒一人一人と向き合ってサポートしてくれるので、一人でTEAP対策できるか不安な方でも安心ですね。
TEAP対策でおすすめの単語帳・問題集
独学でTEAP対策するためには、単語帳や問題集などの参考書が必要不可欠です。
数ある参考書を見てきましたが、その中でもおすすめなのは旺文社出版の「TEAP対策シリーズ」です。
TEAP対策シリーズの単語帳は、TEAP試験によく出る1200単語を網羅しています。
また、問題集では2種類の問題と、Writing・Speakingの解答のコツをまとめた小冊子が付いてきます。試験対策はバッチリです!
どちらも同じ出版社なため、2冊の相性が抜群。併用することで効率的に勉強できます。
「TEAP技能別問題集リーディング/リスニング」
旺文社が出版している、TEAP対策教材のリーディングとリスニング試験に特化したテキスト教材です。
パートごとに例題を解くことで大まかな問題形式と解法を理解し、実践的な問題演習で実力を付けていく構成になっています。
問題形式ごとにパート分けされているので、体系立てて勉強できます。
★ReadingやListenig分野が苦手な方におすすめの一冊です。
「TEAP技能別問題集ライティング/スピーキング」
先ほどご紹介した技能別問題集のライティングとスピーキング版です。
WritingとSpeakingはアウトプット力が試され、とくに日本人が苦手とする分野です。
★点数が伸び悩んでいる方は、技能別問題集でピンポイント対策しましょう。
「TEAP英単語ターゲット」
TEAPテストを独自分析し、試験によく出てくる頻出単語1,200語をまとめたおすすめの単語帳です。
難易度別に3つのパートに分けられており、現状レベルや目標スコアに合わせて効果的な勉強ができます。
★見出し語や意味、例文を読み上げた音声も無料ダウンロードできますのでご活用ください!
「はじめてのTEAP 対策問題集」
著者自ら受検して得た、TEAP試験を高得点につなげるノウハウや試験傾向をまとめたTEAP対策用の問題集です。
本番さながらの模擬試験2回分を収録し、スピーキングとライティングは補充問題も付いている充実したテキスト内容になっています。
★こちらも音声データが無料ダウンロードできるので、復習にも十分使えます。
「TEAP攻略問題集 (大学入試シリーズ)」
試験内容の解説から高得点を取るコツまで、TEAP試験のすべてを網羅した、初めて受検される方にもおすすめの問題集です。
本番に近しいリスニング、スピーキング演習に取り組めます。
★TEAP試験の頻出語句リストやCD2枚が付いており、コスパの良い問題集です。
TEAP対策の時期はいつ始めるのがベスト?
TEAP対策(ティープ)を始める時期は、あなたの現状の学力やどれくらいのスコアを取りたいか、独学・通学などの勉強法によっても変わります。
独学であれば相応の時間がかかりますし、塾・予備校に通う場合は比較的短期間でスコアアップを狙えます。
先ほどご紹介したALPROSでは、約3ヶ月間のTEAP対策コースとなっています。
まずTEAPの受験日を決め、そこから逆算して入校するのがベストです!
また、独学でTEAP対策をするのであれば、受験日から半年〜1年間前から対策をはじめることをおすすめします。
TEAPは大学入試英語科目の成績にも認定
★2020年度から大学入試センター試験に代わり、「大学入学共通テスト」が導入されます。
目的は「聞く」「読む」「話す」「書く」の英語4技能を評価し、英語教育の抜本的な見直しを行っていくためです。
以前より一部大学で利用されていた「英語外部検定利用入試(外検入試)」に加え、「大学入学共通テスト」でもTEAPなど23の民間資格・検定試験が”英語科目の成績”に認められることになります。
出願資格、英語科目試験での得点換算、試験の総合点に加点、合否判定に優遇されるなど受験生に多くのメリットがあります。
TEAP(ティープ)は国公立大学や難関私立大学などの推薦・AO入試、一般入試で導入されます。
第一志望の大学で利用できるか事前に確認が必要です!
受験生さんにとっては早めの対策が第一志望大学への合格につながります。
【注目ポイント】
一般入試で外検を採用する大学は、わずか3年で50校(2016年度)から187校(2019年度)に増えています。うち、約81.5%がTEAPを採用しています。
※旺文社 教育情報センター「2019 年度入試 英語外部検定利用状況」を参考。
ちなみに、TEAP(ティープ)の試験志願者数は13,850人(2016年度)から24,434人(2017年度)と約1.8倍に急増しています。
※公益財団法人 日本英語検定協会「2018年度の実施概要について」を参考。
※2019年7月3日更新情報
2019年6月下旬、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、TOEIC L&R・TOEIC S&Wを大学入学共通テストからの撤廃を発表しています。
大学入学共通テストで利用できる民間試験は、8種類からTOEIC除く7種類となります。
※詳しくは独立行政法人大学入試センターの公式ホームページでご確認ください。
※23の民間資格・検定試験のうち、一部条件付きで認められているものもあります。
TEAPと各種英語試験のスコア換算表
TEAP IELTS 英検 TOEIC L&R TOEFL iBT 400 7.0-8.0 1級 945〜 95-120 334-399 5.5-6.5 準1級 785〜 72-94 226-333 4.0-5.0 2級 550〜 42-71 186-225 3.0 準2級 225〜 – – 2.0 3-5級 120〜 – (出典:英語の資格・検定試験の活用促進に関する行動指針(案)別添参考)
まとめ:TEAP対策は効率性と計画性が大切!
「前回よりTEAP(ティープ)で高得点を狙いたい」「入試にTEAPを採用する難関私立・国立大学合格を目指したい」人は、TEAPの特徴をしっかり捉えたうえで、計画的な学習が大切です。
また、試験時間は限られていますので、時間内に効率的に解く力が求められます。そのコツは、なかなか独学では習得できませんよね。
ぜひこの機会に、TEAP対策できる塾・予備校に通ってみることをおすすめします!
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英語学校しらべ編集長
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