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企業・法人向け英語研修サービスは英会話スクールやオンライン英会話、講師派遣業者などから提供されています。
英会話講師の品質が高いという共通点はあるものの、指導メソッドのほか、サービスの導入形態や研修の受講形式・コース、サポート範囲などの特徴が各社異なるため、なるべく複数社を比較検討されることをおすすめします。
今回の記事では、幅広い業種・役職で実績のある企業・法人向け英語研修サービスを比較してまとめました。
(記事更新日:)
目次
企業・法人向け英語研修の違い・選び方
英語研修のサービス導入形態は主に2種類ある
英語研修サービスの導入形態として、研修費用が会社負担となる法人契約タイプと、社員負担となる福利厚生タイプの2種類の方法があります。
【法人契約型】
企業が研修費用を負担し、役員や幹部候補、海外赴任予定の社員など対象者を指定して実施します(全社員の英語力底上げを目的とした利用も可能です)。
曜日や時間帯(営業時間内・時間外)、プログラム内容は貴社の就業規則・業務状況などに合わせて柔軟にカスタマイズができます。
英語研修サービスによっては最低契約期間や受講人数のボーダーラインが設けられている場合があり、確認するようにしましょう。
【福利厚生型】
福利厚生の一環として、社員は自己啓発などを目的に法人割引価格で英語研修を受けられます。
受講は任意であるものの、学習意欲の高い社員が自己負担で英語を学ぶため、受講継続率の向上に期待できます。会社にとって研修費用がかからないメリットは大きく、比較的導入しやすい形態です。
大手企業を中心に普及が進んでいます。
英語研修の受講形式はリモートや講師派遣など様々
英語研修サービスでは様々な受講スタイルを提供しています。
時代のニーズに合わせてリモート(オンライン)にも対応した英語研修サービスが増えていますので、現在も在宅勤務の働き方を採用している企業も導入することが可能です。
貴社の抱える課題や就業規則、業務状況、受講対象者、人数、予算などに応じて検討されることをおすすめします。
- セミナー型研修
- 英会話講師派遣型研修(常駐・出張)
- オフィス内への英会話スクール設置型
- 英会話スクール通学型
- 収録動画やアプリ等を活用したe-learning型研修
- 海外研修
- 留学型研修
英語研修コースは英会話やTOEIC対策など目的に合わせて選ぶ
英会話コースとTOEIC L&R Test対策コースを設けている英語研修サービスが大半となっています。
その多くがレベル別・目標別にわかれているので、社員の英語力にばらつきがある場合にも適しています。
企業が抱える様々な課題やニーズの解決には役職や業種ごとに最適な研修コースを割り当てる必要がありますので、英語研修サービス各社ではご契約前に貴社の現状を細かくヒアリングし、プロフェッショナルが適した提案を行っています。
研修開始までの期間については、最短1週間~1ヶ月程度が目安です。
直近での導入予定がない場合でも情報収集として資料請求や問合わせをしてみましょう。
受講状況や効果測定など管理者機能の充実度も要チェック
多くの英語研修サービスでは、貴社専用の管理画面が人事・研修担当者に共有され、受講者一人ひとりの出席状況や学習進捗が把握することができます。
1社につき複数名の専門スタッフがつくのが一般的なサポート体制で、なかにはレポーティングや研修修了時に成果を可視化するテストを実施しているサービスもあります。
これらは導入後の費用対効果の検証にも役立ちます。
企業・法人向け英語研修サービスを比較
英会話講師派遣のファイン
「英会話講師派遣のファイン」は製造業・保険・メーカーなどの法人企業をはじめ、幼稚園・保育園・学童保育、医療現場等でも利用実績のある、全国47都道府県に出張可能な英語研修サービスです。
(県庁所在地に限らず郊外都市・地方にも出張可能なため、一般的に講師派遣を断られるケースがある地域でも利用できます。)
在籍講師は小中学校のALT勤務者や英会話スクール講師、自身でスクール経営する外国人講師、アメリカやイギリスなど欧米系ネイティブ講師が中心です。
指導経験が豊富なため質の高いレッスンに期待できます。
レッスン内容は企業・団体・組織の要望に合わせたオーダーメイドです。
【導入事例】
- 社員全体の英会話力の底上げ:外資系・日系企業で、海外取引や外国人エグゼクティブとのやり取りが増え、日本人スタッフの英語力に課題を感じて導入。
- リーダー層の英会話力向上:エグゼクティブ、マネージャー(管理職:部長/課長)のマネジメント研修、幹部候補社員の育成に。
- 福利厚生の一環として:社内英会話サークルへの英語講師派遣。
- 教育現場での英語導入:幼稚園や保育園、学童保育で外部の英語講師を招き、幼児の興味関心を育むことで小学校から始まる英語教育に備える。
特徴① 月額4万円~と低価格な費用
一般的な英語研修サービスでは60分あたり1万円以上が料金相場となりますが、英会話講師派遣のファインは1時間あたり5,000円台〜利用でき研修費用を抑えられます。
料金が安い理由は、雇用形態にあります。大手英会話派遣サービスの講師はフルタイム雇用が一般的ですが、業務委託契約で人件費削減に取り組み、圧倒的なコスパを実現しています。
特徴② 受講者は何人でも均一料金
申込者数に応じて料金が比例して上がる料金体系が多いなか、ファインは人数にかかわらず同一料金で利用できます。
集団で同時に受講する場合などは、とくにお得になるシステムです。
特徴③ 入会金・講師手配費用無料キャンペーン
現在、通常11,000円の入会金と55,000円の講師手配費用が無料になるキャンペーンを実施しています。最新の適用条件については直接お問い合わせください。
ワンナップ英会話 法人向け研修サービス
「ワンナップ英会話」は”英語学習をフルサポート”する、コーチングを取り入れたマンツーマン英会話スクールです。ネイティブ講師のみが在籍している点も魅力。
ビジネス英語の指導ノウハウとコーチング経験、様々な企業のグローバル人材育成を支援してきた実績をもとに、高品質な企業・法人向け英語研修サービスを提供しています。
【導入事例】
- グローバル人材育成新入社員研修、マネジメント・リーダー層向け研修
- プレゼンテーション研修、TOEIC対策講義
- 学習習慣化コーチング
- リーディング・ライティング研修 など
<詳しくは公式サイトよりお問い合わせください>
公式サイト:【ワンナップ英会話】法人サービス
特徴① すべての受講形式でオンラインに対応
【受講形式】
1. スクール通学型
┗ 社員本人が申込みをし、割引価格にてレッスン受講。福利厚生の一環に導入される企業様が多い。採用率約2%のネイティブ講師とTOEIC900点以上の日本人アドバイザーが徹底サポート。
2. 集合研修/講習型
┗ 業種や役職、業務内容、レベル、目的など企業課題に応じてカスタマイズ。数名~100名程度までの研修、講義、ワークショップ形式で実施。
3. 講師派遣型
┗ オフィスにネイティブ講師を派遣。
特徴② 結果重視、受講者への目標達成サポートが手厚い
毎回の研修で日本人スタッフがオブザーバーかつアドバイザーとして参加し、進捗を確認します。
必要に応じて研修内容を何度でもブラッシュアップし、受講者一人ひとりの目標達成へと確実に近づけていきます。英語研修サービス導入後の社員の満足度が非常に高い点もワンナップ英会話の魅力です。
特徴③ ネイティブ&日本人講師で完全オーダーメイド
ワンナップ英会話はマンツーマンレッスンとコーチングに強みを持つスクールで、企業・法人向けの英語研修にも積み重ねてナレッジやメソッドが最大限生かされています。
英語研修内容は完全オーダーメイドで、クライアントの業務内容に特化したオリジナル教材を用いて柔軟に英語学習を支援します。
ネイティブ講師レッスンほか、日本人講師による英文法講座やスピーキング講座、英文資料・ビジネスメール対策、グローバルマインドセット研修なども実施。
各業界に対応した、充実したラインナップのオリジナル教材を用意しており、多様なニーズに応えられる法人向け英語研修サービスです。
<詳しくは公式サイトよりお問い合わせください>
公式サイト:【ワンナップ英会話】法人サービス
スパルタ英会話 企業法人向け研修サービス
短期集中とオーダーメイドカリキュラムで人気のスクール「スパルタ英会話」では、企業法人向けの英語研修サービスを提供しています。日本全国への英会話講師派遣が可能です。
得意とする分野は、英語を話せるようにすること。企業が抱える課題・ニーズ、社員一人ひとりに合わせてオリジナルカリキュラムを作成し、短期間で効率的に英会話力を伸ばすトレーニングを行います。
受講形式は講師派遣型以外にも講師常駐型やスクール通学型(新宿など)、オンラインなど要望に合わせて選ぶことができます。
【このような課題のある企業におすすめ】
- 営業部員の英会話力を底上げし、海外顧客への販売数を伸ばしたい
- 海外出張のある社員に現地で困らない英会話力を身につけてもらいたい
- 海外現地スタッフの英会話力を短期間で更に上げたい
TOEICやIELTSなどの単発的なテスト対策には向きませんが、実践的な英語のコミュニケーションスキルを上げたい企業におすすめです。
<資料請求やお問合せは公式サイトより承っています>
公式サイト:【スパルタ英会話】法人向けコース
特徴① 業界/業種/業態別の短期集中カリキュラム
英語研修を”投資”として捉え、英語研修の費用対効果を最大化するために、企業の課題に直結した短期集中カリキュラムを設計。
業種・役職に応じた英語研修はもちろん、海外即戦力人材の育成、将来のグローバル人材の養成、初心者向けの英会話特化など、幅広いニーズに応えます。
英会話スキルに限らず、営業の効果的な伝え方や交渉術、ミーティング時のファシリテーションやディスカッションスキルなども盛り込み総合的に学ぶことができます。
【導入事例】※一例
アパレルや飲食業界などの接客英語から、海外法人営業・出張でのビジネス英語、社員全体の英会話力の底上げなど、様々な目的で多数の企業が導入しています。
特徴② 脳科学を用いた英語学習メソッド
慶應義塾大学大学院の前野教授が監修する学習メソッドを採用し、短期間で効率的なスキルアップが可能です。
学校教育で染み付いている”間違った考え方”を矯正し、インプット中心の英語学習から脱却を目指します。アウトプット重視のトレーニングも行うことで、実践的な英語スキルを身につけていきます。
英語スキルだけにとどまらず、実際のビジネスで活用できるロジカルシンキングや論理的説明力なども同時に学ぶことができるカリキュラムです。
特徴③ ネイティブ講師と日本人サポーターのW体制
一般的な英会話講師派遣サービスでは講師1人の派遣が多く、何か分からないことがあっても相談しづらいケースも珍しくありません。
スパルタ英会話では英会話指導のネイティブ講師とサポートで日本人コンサルタントを同時派遣するため、英語学習に関する悩みや要望を相談しやすい仕組みです。
英語の知識に関する質問ほか、仕事と両立して学習時間を確保するコツやモチベーション維持の方法など、細かなサポートを行ってくれるので途中で挫折する人が少ない実績があります。
【目安のご予算】
- 3ヶ月の個別研修: 税込634,000円〜
- 3ヶ月のグループ研修: 税込750,000円〜
※社内のご事情や担当者のご要望に合わせての提案が可能
<詳しくは公式サイトよりお問い合わせください>
公式サイト:【スパルタ英会話】法人向けコース
企業・法人向け英語研修まとめ
今回の記事では、人事・研修担当者の比較検討時のご参考になればと思い、おすすめの企業・法人向け英語研修サービスを比較してまとめました。
各社の英語研修の違いや選び方も解説していますので、少しでもお役に立てば幸いです。
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英語学校しらべ編集長
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