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NLPE英語コーチングスクール代表の南山紘輝さんはマルチリンガルであり、多岐にわたる豊富な知識量と心地よい傾聴力から毎回興味深いテーマの取材となっています。
今回もまた、「英語学習の方法・内容・量・時間・環境を変えても効果が出ないのは、現代人の”脳の状態”に根本的な課題があるから」という衝撃的な事実が明らかになっています。
テクニックが先行したり短期間で無理に詰め込み、根性論でモチベーションを上げたりする一般的な英語学習では結局続かず、何の変化も生まれません。
NLPE式のコーチングではまず、”英語を習得してどんな自分になりたいですか”、と問いかけます。
自分と対話する機会が増え、納得感を得て自らの意思で継続できるようになり、結果的に最短距離で英語を使いこなせるようになります。
「大人の脳の状態」についてNLPE代表・南山さんに解説いただくとともに、受講生様のサクセスストーリーもたっぷり伺いました。
※本文は南山さんの言葉をまとめて掲載しています。
※脳に関する記述を含むため、専門的知見のある南山さんの添削を受けて正確な情報のみ掲載しています。
《話者プロフィール:南山 紘輝さん》
NLPE英語コーチングスクール代表、コーチ。
高校3年生から英語を学び始め約1年半で英語を習得。リヨンカトリック大学留学を経て、”国際人”を目指しフランス留学、スペイン留学を決意。卒業後も世界15ヶ国を巡り、言語学や心理学、脳機能、記憶のメカニズム等を学ぶ。その過程の中でNLPに出会う。TESOL上級課程を修了。世界の名だたる人物からコーチングの直接指導を受け、数々の英語学習法を分析し、NLPを取り入れた現在の英語プログラムを確立する。帰国子女ではないマルチリンガル(日本語、英語、フランス語、スペイン語)。『するする身につく、ペラペラ話せる 日本人が“英語脳”になる、たったひとつの方法』(大和出版、2020/7)書籍の著者でもある。
(記事更新日:2022年)
目次
NLPE代表・南山コーチが説く「現代人の脳の状態」とは
(写真:NLPE代表・コーチ 南山紘輝さん)
英語習得法の飽和時代、されど現代人の英語力が伸びない実情
南山さん:日本人は英語習得におけるテクニックや学習理論ばかり追い求めてしまう傾向があり、肝心の英語力が数十年間伸びていません。
日本人の英語力は世界55位(※1)、TOEFLスコアに関してはアジア圏で最下位グループ(※2)に属していることからもそれが示されています。
NLPE英語コーチングスクールでは、日本人が英語力を伸ばせていない根本的な理由を長く探求してきました。
まずフォーカスしたのが「大人は能力を開発する脳の準備ができていない」という点です。
学習におけるプロセスは通常、脳の前頭前野からニューロン(神経細胞)が生成され、リピートすることで大脳辺縁系まで移動して小脳に行き着きますが、大人はこのプロセスを上手く踏めていないのではないか、といった仮説を立てました。
※1 出典元:2020年版「EF EPI」
EF EPIはEF Education First社が運営する世界最大の成人の英語能力指数ランキングで、110以上の国・地域から累計220万人以上が受験しています。
※2 出典元:2020年版「TOEFL iBT Test and Score Data Summary」
スコアデータサマリーは米国の教育関連の非営利団体であるETS(Educational Testing Service)が毎年発行しており、当局ではTOEFLテストの開発・運営を長年行っています。
大人は”英語学習に適した脳”の状態になっていない
(画像:『Change your brain,Change your life』、Dr.Daniel Amen著書)
南山さん:現代に生きる大人は1日の約70%がストレス状態にあると言われています。
眼球が開き視野が狭く、論理的思考もできずに休むことなく周囲の環境認識をしている、自律神経の交感神経系が優位な状態です。
有名な精神科医・神経学者のダニエル・エイメン博士の書籍には大人の脳内のスキャン写真が数多く掲載されていますが、多くの大人がストレスを抱え、前頭前野や大脳辺縁系の部分が機能していないことが見てわかります。
常に環境に意識が向いていたり自分の意思に反する英語学習をさせられたりすると、私たちはだんだんと追い込まれ、深刻なストレス状態に陥ります。
自律神経の副交感神経系が優位な時にのみ能力を伸ばすための機能を整えることができますので、現代の大人の脳の状態ではストレス回避にばかりエネルギーを使い、せっかく英語学習で得ようとした情報を処理することができません。
英語学習をするうえで効率の悪い脳の状態にある点は非常に重要で、その重要なポイントを見逃したまま英語学習の方法や環境などを変えたとしても残念ながら結果は目に見えています。
根性論で英語習得は不可能、まず脳のメカニズムを知る
南山さん:交感神経系が優位の場合、自律神経はあれやこれやと何とかして副交感神経系が優位な状態に変えようと働きます。
この時に身体からの“休みたいサイン”を無視して英語学習に取り組もうとしても、行動とは裏腹に私たちは英語が嫌いになっていきます。
つまり、根性論や追い込み式の英語学習で成果が出ることはありません。
取材の冒頭、学習におけるプロセスの話題で前頭前野について少し触れましたが、前頭前野は主に情報処理を行っています。
前頭前野は重要視すべき部分ではありますが、もう一つ、側頭葉にも着目する必要があります。
言語を司る言語習得の要となっている側頭葉では長期記憶化を促しています。
仕事や資格取得などの目的で、気乗りしない英語学習をさせられる大人はストレス状態にあり、側頭葉が十分に機能せず上手く言語処理することができません。
こういった情報は、専門誌を取り扱うような書店でも国内では目にする機会が少ないですが、アメリカなど海外では既に普及している考え方です。
英語を習得するためにはまず脳のメカニズムを知る必要があると、NLPEでは考えています。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
英語習得に適した状態に導くNLPE式コーチング
(写真:NLPE代表・コーチ 南山紘輝さん)
「自律神経」を味方につければ英語習得効率は劇的に変わる
南山さん:NLPEではコーチングに呼吸法を取り入れています。
通常時の呼吸よりもペースを落として環境認識をなくし、自律神経を整える手助けを行うことによって人間本来の能力を取り戻していきます。
自律神経が整うと私たちは安心感を得て、安心感によって新たな選択ができるようになります。
事実、「昨日までは面倒くさいと思っていたオンライン英会話が今日は自然と予約ができた」「オンライン英会話のコースをフリートークからディスカッションに切り替えられた」、また、「ただ参加するだけだった会議で発言できるようになっていた」といったように報告してくれる方がたくさんいます。
私たちは”自分の物語”だけを信じて生きています。
先ほどの方々とは逆に、「英語なんて絶対にできるようにならない」と口にする方はどんなに素晴らしい成功体験を今まで積んでいようとも”できない自分”しか認識できず、英語習得の機会を失ってしまいます。
以前、自分の中で語りかけている物語・人格を変えれば見ているものが変わり、人生も変わる「Change Your Story , Change Your Life」をテーマにワークショップを開催しまして、とても好評でした。
NLPEでは、受講生様一人ひとりが持っている能力をいかに信じさせてあげるか、開花させてあげるかをコーチングのなかで大切にしています。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
英語学習は”報酬なくして継続なし”
南山さん:短期間で英語を習得することが求められている場合、結果にばかり焦点が当たってしまいがちですが、NLPEでは結果を出すプロセスにも着目して根本的に重要なものにブレがないか何度も見直すようにしています。
英語学習にはモチベーション維持が重要だとよく耳にされるかと思います。
モチベーションの向上にはまず行動を起こすべきだとイメージされがちですが、脳は趣味や食べ物などの「報酬」から発生する化学物質反応で動きますので、私たちは報酬のない英語学習をしたいとは思いません。
モチベーションを上げたいなら英語学習を”報酬を得るツール”として捉えることが大切です。
勉強すればするほど自己成長につながり、豊かな人脈を得て、自分の多様な可能性に触れられます。この状態が本当の「目標」です。
毎日3時間勉強することはあくまでも結果であって、目標ではありません。
結果論を目標にしてしまったのが多くの日本人の間違った英語学習です。
NLPEには、数校の大手コーチングスクールを経ても結局継続ができず効果をあまり実感できなかった、と入会された方がいます。その方は今、7ヶ月以上毎日英語学習を続けています。
TOEIC対策を特別していたわけではなく、120点ものスコアアップに成功された方もいます。
気力だけで頑張ってやる勉強は私たちに必要ありません。
NLPEが挑戦しているのは、人間本来の能力を取り戻すことです。
英語を使いたいのなら、いざ使えたときにどういう自分になっていたいのか・どんな価値観を満たしたいのかを是非明確にしてみてください。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
NLPEがフォーカスしているのは大人の自立を促すこと
南山さん:コーチングではたくさんの質問を投げかけ続け、受講生様ご自身の中にどのような答えがあるのかを見つめてもらっています。
NLPEでフォーカスしているのは”自立を促す”ことです。満たしたい価値観は自己成長なのか、人とつながることなのか、それとも変化することなのか。もしくはもっと別のことなのか。
また、価値観を満たしてどのような自分になりたいのかも明確にしてもらっています。
能力を発揮できる自分、かっこいい自分、自信に溢れている自分、どんな答えも素晴らしいです。
ご自身で答えを見つけることが何より重要になります。
価値観や理想像を満たす報酬が得られない英語学習法は、すべて間違いです。
間違った英語学習は自分を追い込むだけで、全く続きません。
例えば、リスニングのトレーニングが合わない方にはリスニングに相互作用のある発音矯正を提案します。発音は変化を実感しやすく、スピーキング分野にも影響を及ぼすため英語に自信をつけることができます。
その自信から「もっと話してみたい」気持ちへと導きます。
最初はできなかったリスニング単体の学習も、リスニングに間接的に影響を与える他の領域から入って成功体験を増やしていけばリスニングに特化したメニューも次第に取り入れられるようになります。
実際に、「発音は直すところがない」と外国人講師に褒められるほどスピーキング力が伸びた受講生様がいました。
≫公式サイト:NLPE英語コーチングスクール
<合わせて読みたい>
NLPE代表・南山コーチに聞く受講生様の成功体験談
(写真:NLPE南山さんへの取材の様子)
南山さん:印象に残っている受講生様は数多くいますが、本日は4名に絞ってご紹介します。
まず、奥様との育児をきっかけに深夜型の学習スタイルから早朝型に変えられた方のエピソードをお話しします。
受講当初は英会話に強い苦手意識があってレッスンを嫌っていたのですが、コーチングセッションを重ねるうちにご自身の意思でほぼ毎日取り組めるようになりました。
さらに、ご自身で成長を実感できたことも大きな成果です。
英語で話すことへの抵抗感が減り、会議で聞き取れる割合が増えたそうです。また、聞き取れなかった時には躊躇なく聞き返せるようになるなど、苦手意識の克服にとどまらず自ら行動に移せていることは本当に素晴らしいです。
なかにはTOEICの試験対策として入会する受講生様もいます。
スコアという目に見える指標があるので進歩を感じやすい英語学習にはなるのですが、「解いている時に”確実に正解できる”と手ごたえのある問題が増えた」と、別の部分で変化を感じられた方もいます。
ある医師の方は、受講当初、勤務先でもスキマ時間に熱中してしまうほどスマホ依存症に悩んでいました。
スマホによる脳への悪影響について情報提供しようかと思いましたが、頭ごなしに抑止するのではなく、スマホを使って依存しているものの正体にまず着目することにしました。
コーチングセッションで質問をかけ続けていくなかで、様々な分野の知識人が集う海外SNSのネットサーフィンに多くの時間を費やしていたことが判明しました。
私がスマホの使用を断つことを提案してしまっていたら、コーチングとしては大失敗でした。悪いものへの依存ではなかったからです。
興味のある分野の情報を原文のまま読むことで英単語も覚えやすくなることを一言お伝えすると、ほどなくして英語の勉強を再開してくれました。
このように、NLPEは受講生様ご自身で行動や変化ができるように促すことが私たちの役目だと思っています。
自己探求の末に導き出した明確な価値観、なりたい自分を目標にご自身の意思で英語を学ぶからこそ継続につながり、理想の英語力を身につけられるからです。
▼公式サイトから無料体験レッスン
NLPE英語コーチングスクールの基本情報
受講料金 |
|
入会金 | 無料 |
支払い方法 | 銀行振込、クレカ決済(分割払い2回まで) |
保証制度 | 契約から8日以内のクーリングオフ可能 |
受講内容 |
毎週1時間のオンラインコーチング、毎日の自学自習とオンラインサポート、(受講状況に応じて)宿題提出や発音への添削フィードバック、(受講状況に応じて)毎日のチャット・電話サポート、受講生限定コミュニティーの参加、受講生限定セミナーの開催 ※受講生に合わせてプログラムをカスタマイズします。 ※現在、セミナーは月に数回のウェビナーとグループコーチングに代わっています。 |
受講形式 | マンツーマンレッスン |
講師 | 日本人マルチリンガル講師 |
教室 | 月1回、受講生限定セミナー開催 |
オンライン受講 | 可能(テレビ電話、ビデオ通話、電話) |
営業時間 | 9:00~22:00 |
英語学校しらべ編集長
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