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イギリスやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの大学に留学したいなら、IELTS(アイエルツ)対策が必須です。
ただ、独学ではスピーキングやライティングなどの専門的な英語対策を徹底していくのは簡単ではないかもしれません。
そこで今回は、海外大学留学への大切な事前準備として、おすすめのIELTS対策方法をご紹介します!
この機会に、希望の大学進学への第一歩を踏み出しましょう。
(最終更新日:)
目次
IELTS(アイエルツ)とは?
(出典:http://www.eiken.or.jp/ielts/)
まずは、IELTS(アイエルツ)の試験概要をしっかりと理解しておきましょう!
IELTSの特徴
IELTSは、International English Language Testing Systemの略語で、海外留学・研修などで英語力を証明する必要のある方、イギリス・オーストラリア・カナダ・ニュージーランドなどへの海外移住申請をしたい方に必須の英語試験です。
イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでもTOEFLに代わる入学試験として3,000以上の教育機関がIELTSを採用しています。
現在では、英語力を証明するためのグローバルスタンダードテストとして認知されています。
IELTSのテスト形式
【1】アカデミック・モジュール
アカデミック・モジュールは、主にイギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの大学や大学院に進学を希望する人が受験する形式です。
テスト内容は、英語圏の高等教育機関に入学できるだけの英語力があるかを評価するものです。なので、アカデミック・モジュールで高スコアを取ることで海外の大学へ進学できる確率がグッと高まります。
【2】ジェネラル・トレーニング・モジュール
ジェネラル・トレーニング・モジュールは、主にオーストラリア・ニュージーランド・カナダへの海外移住を考えている人が受験する形式です。
ジェネラル・トレーニング・モジュールのテスト内容は、英語圏で生活が出来るかどうか評価されるものになっています。
IELTSのメリット
IELTSの他に英語力を証明できる試験では、TOEFLが有名です。
2つのどちらを受験すべきか迷われている方もいるのではないでしょうか?
今回は、TOEFLと比較したIELTSのメリットを2つご紹介します。
【1】イギリス留学に必要
イギリスの大学や大学院に留学しようとした場合には、TOEFLのスコアを利用することはほとんど出来ません。
ですので、IELTSを受験して、高スコアを獲得する必要があります。
【2】テスト時間が短い
TOEFLのテスト時間は4〜5時間と長丁場ですが、IELTSは3時間ほどと短いです。
試験時間が短いので、集中力が続きやすいメリットがあります。
人によっては、IELTSの方が得意というケースもあるかもしれませんね。
IELTSの受験料
要項 | 費用 |
---|---|
受験料 |
25,380円 |
追加成績証明書の発行手数料
|
1,100円 |
追加成績証明書の郵送料
|
1,600円 |
IELTSの受験日と受験会場
IELTSの試験は、全国14の都市でほぼ毎週行われています。
札幌・仙台・埼玉・東京・横浜・松本・金沢・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・福岡
※詳しくは公式サイトをご覧ください。
IELTSの申し込みの流れ
IELTSの受験を申し込む手順は、7ステップです。
1. IELTS IDの登録
※公式サイトにて、あなた専用のTEAP IDを発行します。詳しい方法は公式サイトで確認しましょう。
2. IELTS IDでログイン
3. 「新規受験登録」をクリックし、受験者情報を入力
4. 試験会場、モジュール(テストタイプ)、試験日程の選択
5. 支払い方法の選択
- クレジットカード:JCB・NICOS・VISA・MASTER
- コンビニ現金払い:ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマート
- 郵便局ATM :Pay-easy(ペイジー)
6. パスポートのコピー/画像データの提出
7. 申し込み完了
【注意事項】
IELTSの受験には試験日時点で有効なパスポートが必要です。
パスポートを取得してから受験しましょう。
IELTS(アイエルツ)の出題内容
では、IELTS(アイエルツ)の具体的な出題問題を確認しましょう。
IELTSの出題分野
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4分野から出題されます。
リーディングとライティングに関しては、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールで出題内容が異なります。
IELTSの問題構成
問題構成やテスト時間は以下の通りです。
1、リスニング:40分/40問
IELTSのリスニング問題は1回しか聞くことが出来ないので、聞き逃しの無いように集中して臨むようにしましょう!
- Section 1: 日常的な会話(登場人物 2~3人)
- Section 2: 日常生活を扱った説明(登場人物 1人)
- Section 3: 学術的な会話(登場人物 2~3人)
- Section 4: 学術的な講義(登場人物1人)
2、リーディング:60分/40問
長文読解問題が出題されます。
文章は3種類(合計2,000~2,750語)用意されており、それらに対する設問が40題出されます。
大学・大学院生が読めなければならないレベルの文章が、社会科学・人文学・自然科学など幅広い分野から選ばれ、その内少なくとも1つは論理的な議論を扱ったもので、その他、図表を使用した文章が出題される場合もあります。
3、ライティング:60分/2問
2種類のライティング問題が出題されます。
- 図や表、グラフから情報を読み取り、それを説明する内容
- 与えられたテーマに対して、論理的に自分の考えをまとめて伝える内容
4、スピーキング:11~14分
3種類のスピーキング問題が出題されます。
- 自己紹介(趣味や家族などについて)
- 与えられたテーマについてのスピーチ(1分間で考えをまとめて1〜2分ほど話します。)
- 試験管とのディスカッション(2つ目のスピーチに関して、試験管からの質問に答えます。)
IELTSの受験が必要な人
IELTSの受験が必要な人は、主に2パターンあります。
【1】イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの大学や大学院に留学
これらの大学や大学院の入学試験では、IELTSが導入されています。
/////////////////////// POINT ///////////////////////
<アメリカの大学や大学院に留学したい場合>
IELTSよりTOEFLを採用する学校が多い!TOEFLを推奨。
どの英語試験が必要か、公式HPで確認しておきましょう。
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【2】オーストラリア・カナダ・ニュージーランドに移住
これらの国に移住したい場合は、IELTSスコアが必要な場合があります。
また、現地で働こうと思った時に、就職の条件や応募要項にIELTSスコアが必要な場合もあります。
IELTSは大学入試英語科目の成績にも認定
2020年度から、「大学入試センター試験」に代わりに「大学入学共通テスト」が始まります。
そこで、TOEICや英検など、23の民間資格・検定試験が”英語科目の成績”に認められることになります。IELTSもその一つです。
目的は「聞く」「読む」「話す」「書く」の英語4技能を評価し、英語教育の抜本的な見直しを行っていくためです。
受験生にとっては、早めの対策が第一志望大学への合格につながります!
※23の民間資格・検定試験のうち、一部条件付きで認められているものもあります。
【2019年7月3日更新】
2019年6月下旬、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、TOEIC L&R・TOEIC S&Wを大学入学共通テストからの撤廃を発表しています。
大学入学共通テストで利用できる民間試験は、8種類からTOEIC除く7種類となります。
※詳しくは独立行政法人大学入試センターの公式ホームページでご確認ください。
IELTS対策でおすすめの単語帳・問題集
(出典:https://www.obunsha.co.jp)
独学でIELTS対策をするためには、単語帳や問題集などの参考書が必要不可欠です。
数ある参考書を見てきましたが、中でもおすすめなのは、旺文社から出版されているIELTS対策シリーズです。
単語帳はIELTS試験によく出る3500単語を網羅しており、問題集は4技能の完全対策+模擬試験の構成でバッチリ対策ができます!
同じ出版社で作られているので2冊の相性も抜群なので、2つを併用することで効率的に勉強できますね♪
IELTS対策でおすすめの塾・予備校
学校で習える受験英語とは違う能力が必要とされ、独学でスピーキング力を鍛えるのは難しいため、IELTS対策は塾や予備校がおすすめです!
Liberty English Academy「IELTS対策コース」
(出典:https://www.liberty-e.com/ielts-taisaku/)
Liberty English AcademyのIELTS対策コースでは、独自の英文法習得メソッド「藤川グラマーテーブル」を学び、点数アップに必要な英語4技能が包括的に身につきます。
メソッドは、英語指導の国際資格「TESOL」教育の名門コロンビア大学大学院でも独自性が認められています。
国内外の有名・難関大学への合格実績が多数。IELTSスコア7.5点以上の目標を達成し、世界の第一線でグローバルに活躍している卒業生も多いのが特徴です。
また、目標達成の”成果”にこだわる英語学校の証「成果保証」「返金保証」「無料延長保証」が完備されている点も魅力。
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アルプロス英語学校「IELTS対策コース」
(出典:https://www.alpros.co.jp/program01/ielts.php)
塾や予備校の中でも、短期集中型の英語学校『ALPROS(アルプロス)』では、英語4技能「読む・書く・聞く・話す」を総合的に伸ばせるので評判です。
IELTS対策コースの特徴は、生徒のレベルや弱点、課題に合わせたマンツーマン指導を受けられる点です。
グループレッスンでは生徒全員に平均的に授業を行うので、自分が分かっている内容でもその話を聞かなくてはいけなかったり、逆に自分の分からないところをしっかりと解説してもらえない場合もあります。
また、他の生徒がいる前で質問をするのが恥ずかしい人もいると思うので、疑問があったとしてもなかなか聞けないこともあります…。
マンツーマンレッスンであれば、必要な物を必要なだけ取り入れることができます。
時間も効率的で、ALPROSのレッスン料は1回50分9,900円〜となっています。
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「夏期・冬期講習」で短期集中特訓
(出典:https://www.alpros.co.jp/campaign/koshu/)
中学生・高校生・大学生向けに、夏休みや冬休みを活用した少人数制(2~8名)の短期集中IELTSスコアアップ講座を実施しています。
Writing/Reading/Listening/Speakingの科目毎にスコアを上げるコツや面接対策など、包括的に対策できます。
もっと集中的に強化したい人向けのマンツーマンレッスンでは、IELTSの他、TOEFL/SAT/SSAT/ACT/TOEIC/英検も試験対策が可能です。
少人数制レッスンの場合
【対象期間】 5日間
【講座内容】
- はじめての試験対策講座(IELTS 5.5以上の方)
- ステップアップ試験対策講座(IELTS 6.0以上の方)
- 資格試験のための文法講座(中学文法が身についている方)
【 受講料 】 1講座44,000円~(50分×3レッスン×5日間)
【 入学金 】 33,000円
\資料請求&無料体験はこちら/
ブラスト英語学院「IELTS™ Academicコース」
(出典:https://blast-english.com/)
ブラスト英語学院の「IELTS Academicコース」では、マンツーマンレッスンで自分の目標に合わせてテスト対策ができる、人気の資格試験対策専門スクールです。
講師は英検1級・TOEIC満点保持者で、さらに大学などの教育機関での指導経験があるプロフェッショナルなので、初心者から上級者まで幅広く教えることができます。
コース受講者は英作文の添削が受け放題となっている点も大きな特徴で、Writingに課題がある方には特におすすめです。
▼ご参考にどうぞ
\公式サイトで無料の個別相談/
まとめ:海外留学や海外移住にはIELTS対策!
IELTS(アイエルツ)の点数が1点足りなかったことが理由で、ずっと行きたかった大学への留学の夢が途絶えてしまったら、きっと一生後悔してしまうでしょう。
高得点を狙うなら、「読む・書く・聞く・話す」の英語4技能を総合的に鍛えておく必要があります。
学校で習う受験英語では「書く・話す」能力を鍛えづらいので、何も対策しないままIELTSを受けると、失敗してしまう可能性も。
IELTS対策を本気でしたいという場合には、ぜひ専門の塾や予備校に通うことをおすすめします!
あなたが希望の大学に進学できるよう、応援しています。
まずは、夢への第一歩。ALPROSの無料体験に参加してみませんか。
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