【SST対策】試験の特徴とおすすめの勉強法|英語初心者向け

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アルク「SST」の試験特徴とおすすめの対策法まとめ

※本ページはPRを含みます。収益の一部でサイト運営されています。

アルクが運営する「SST」は、15分間のインタビュー形式で語彙・文法・発音などの実践的な英語スピーキング力を測定する対面式のテストです。

初級~上級の9段階レベル分けによる評価で、英会話コミュニケーションに必要な”自分の言葉でしっかり考えを伝えるスキル”を測ります。

現状、参考書や問題集といった市販の教材が少ないため、独学での対策が難しいテストです。

そこで今回は、試験の特徴や効率的な勉強法、おすすめのSST対策スクールを詳しくご紹介します。

SSTの最適な勉強法

アルク「SST」テストの最適な勉強法

SSTは試験管との対面式な英語スピーキングテストなので、本番に備えて、より実践的なコミュニケーションの練習が重要となります。

ペーパーテストとは異なり、途中で解き直すことはできません。

また、自動音声ではなく試験管との1対1のテストなため、質問を巻き戻すこともできません。

 

つまり、ケースバイケースで、その時の状況に応じた臨機応変な英語コミュニケーションスキルが求められます

不自由のない日常英会話レベルに到達するには、文法・語法などの基礎英語の習得はもちろん、語彙力や正しい発音なども必要です。

SST対策用の参考書や問題集が少なく、これらすべてを独学で身につけるのは難しいため、英語スクールの対策コースを活用した勉強法がおすすめです。

SST対策におすすめのオンライン英会話

モーンパル「アルク SST対策コース」

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(出典:http://www.mornpal.com/speaking-writing/sst/)

英会話革命モーンパルの「アルク SST対策コース」は、本番を想定した模擬問題を使ったマンツーマンレッスンが人気の、英会話スクールです。

試験特有の5つの出題ステージすべてに対応した対策ができます。

また、苦手意識のあるステージのみ集中的に強化するカリキュラムにも変更可能です。

レッスンを担当してくれる講師は全員、徹底した研修を修了しているプロ集団なので、経験豊富で信頼できます。

発音や文法、会話のリズムなども丁寧に指導してくれます。

初めて受験される方にもおすすめです。

SSTの特徴まとめ

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(出典:http://tsst.alc.co.jp/sst/)

SSTとは?

「SST(Standard Speaking Test)」は、日常・ビジネスに対応できる英語コミュニケーションスキルを試験管との対面式で測る約15分間のスピーキングテストです。

英語教育事業を取扱うアルク社と、全米外国語教育協会が共同開発しています。

また、試験の大きな特徴として、実際に出題されるトークテーマが事前に提示されない点です。

 

なぜなら・・・

SSTは、コミュニケーションで本当に必要とされる「自分の言葉で自分の考えを発信する力」を測定します。

試験官が受験者のレベルに応じてテスト内容を変化させ、受験者の最良のパフォーマンスを引き出します。

(出典:https://tsst.alc.co.jp/sst/index.html)

SSTのテスト形式

試験官との対面式スピーキングテストです。

一方的に自分の考えを話すのではなく、相手の反応や表情の変化などにも意識しながら臨機応変に対応を変えることも重要です。

 

SSTの受験料

11,000円(税込)

当日欠席は、2,200円(税込)のキャンセル料がかかるのでご注意ください。

 

SSTの受験日と受験会場

会場は、申し込まれた法人各自で手配する必要があります。会議室など、完全個室の場所が適しています。

詳しくは直接お問い合わせください。

 

受験会場が東京の場合

試験官の派遣費が無料になります。

■ 受験会場が東京以外の場合

試験官の交通j費や宿泊費、遠隔地の派遣費が必要です。

 

SSTの申し込み方法と注意点

SSTは個人での申込は受け付けておらず、5名以上の団体受験のみとなります。

申し込みの流れは、下記を参考にして下さい。

 

(1) 試験実施調整
およその受験者数と実施希望時期をご相談ください

規模や時期によっては、ご希望日程で試験を実施できないこともございます。お早めにご相談ください。

(2) お申し込み
実施日の2週間前まで

年末年始をはさむ場合は試験実施日の3週間前まで
日程と受験者が全て確定した状態で、業務依頼書をアルクへ提出
【必須項目】漢字氏名、ローマ字氏名
一度提出されますと確定情報となります。人数の追加や削減などの変更は承れませんのでご注意ください。
  • 会議室など、完全に個室となっている場所をご手配ください
  • 受験者には、本人確認ができる写真付きの身分証(社員証、学生証、運転免許証など)を持参するようお伝えください
(3) 資材の受領 アルクから試験当日用の資材を受領
(4) 試験当日
立ち合いをお願いします

試験開始前:試験官へ資材の受け渡し
試験実施中:当日受験キャンセル、トラブル対応など
試験終了後:試験官からの出欠報告(受験者リスト)と資材の受け取り

(5) 資材の返送 アルクへ資材を返送
(6) 結果通知
最短で9営業日後
試験結果のデータと認定証を受領/受験者に通知

ご担当者様宛てに試験結果のデータをメールでお送りします。同日に、認定証と評価基準別コメントを発送いたします。認定証の到着は最短で翌営業日となります。受験者には、ご担当者様から結果をお知らせいただきます。

(出典:https://tsst.alc.co.jp/sst/sst.html)

SSTの出題内容

出題テーマ

SSTでは日常英会話での会話力を測るので、出題テーマは普段の会話のシチュエーションを想定した幅広いものになります。

 

問題構成

SSTの問題は5つのステージから構成されています。

約15分の短い時間で受験できる、とても利便性の高いテストです。

 

Stage 1
■ウォームアップ

テストを受ける際は最初は誰でも緊張してしまうものです。まずは緊張を解いて、英語での会話のやり取りに慣れてください。

Stage 2
■イラストの描写

試験官がイラスト1枚を提示します。そのイラストに何が描かれているかを話してください。

Stage 3
■ロールプレイ

旅行、買い物、ビジネスなど、特定の状況を試験官が設定します。その状況下で、「予約をする」「買い物をする」「交渉をする」など、指示に従って役になりきって演じてください。

Stage 4
■ストーリー作成

6コマ、または、4コマの絵を試験官が提示します。その絵に描かれているストーリーを話してください。

Stage 5
■ワインドダウン

最後に、再び緊張を解くような質問がされます。

(出典:https://tsst.alc.co.jp/sst/sst.html)

SSTを受験する際のコツ

アルク「SST」の受験ポイント

英語の口慣らしをしておく

事前に、英会話を話す脳に切り替える準備をしておくことが大切です。

また、自分の仕事や趣味、家族の紹介など、想定されるトーク内容をまとめておきましょう。

 

出来るだけ詳しく、たくさん話す

質問の答えが思いつかないときや英語表現が分からないとき、つい黙ってしまう状況は低評価につながりかねません。

相手とコミュニケーションを取ろうとする、前向きな姿勢も重要になります。

 

事実をありのままに話す

中には答えづらい質問もあるかもしれませんね。

当たり障りのない一般的な回答をしてしまうより、素直に、自分の言葉で相手に伝えるようにしましょう

まとめ:SSTは英語能力の証明や実力診断できる対面式スピーキングテスト

アルク「SST」の試験特徴とおすすめの対策法まとめ

今回は、アルク運営の対面スポ―キングテスト「SST」の特徴やおすすめの勉強法、人気のSST対策スクールをご紹介しました。

SST対策は市販教材などでの独学では勉強が難しく、実践的な英語コミュニケーションを練習する必要があります。

 

短期間で集中的に英会話力を上達させるには、オンライン英会話を活用したり、SST対策コースのある予備校に通ったりする英語学習法がおすすめです。

また、仕事で使える本格的なビジネス英語力を習得したい人には、ビジネス英語に特化した英語スクールの利用はいかがでしょう?

下記記事でエリア別に推奨をご紹介しています。ぜひ、ご参考になればと思います。

 

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英語学校しらべ編集長

編集長・ライター
英語学校しらべ編集長でライター歴7年以上。TOEIC・英検準2級の受検経験あり。旧センター試験では8割超と学生時代から英語が好きだった影響で英語圏への旅行や英会話教室に数年通うも身につかず、挫折を経験。縁あって英語事業者への取材(数十社以上)やサービスを体験レビューする仕事に就き、挫折経験者目線から英語学習情報を日々発信。語学学校でのフィリピン留学を経て海外移住に成功した父監修のもと、留学系記事も執筆。 ≫運営会社情報

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